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極端な話、「産業」が富を生み出さなかったのが現代社会なのでは (りくにす)
2017-03-30 10:19:09
ジェイン・ジェイコブズという在野の学者が書いた『発展する地域 衰退する地域』(旧書名『都市の経済学』)を読んでいますが、一般に「産業」だと思われているものを「衰退の取引」としてばっさり切り捨てています。都市の稼ぎを消尽するものととらえているのです。
ダム、新興の工業団地、新興国のインフラ整備、間断のない軍需生産(兵器以外も)間断のない過剰な福祉などなど。
ついでに言うとジェイコブズは「植民地宗主国から後進国を救う」はずだったソ連自身の経済がなぜか「植民地経済」そのものになっていると指摘します。もちろん本に書いてはありませんが、そのソ連経済をお手本にしたのが岸信介。今にして思えば、明治維新とは中央政府が諸藩を植民地化して諸藩が江戸時代に築いた富を食いつぶす過程にしか思えなくなってきました。諸藩を植民地化し、周辺国を植民地化していった連中だから、何が真に富を生む産業なのかわからないのかも。

柄にもなく週刊エコノミスト3月28日号買いましたが、中野剛士氏が「日本は自由貿易ではなく朝鮮戦争特需で発展した」と言ってました。

 
 
 
岸信介 (stravinspy)
2017-03-31 13:21:51
ありゃ、満洲国で搾取してきたですからね。
基本的に「みんなが豊かになる」などという発想がないわけで。日本に戻って来ても同じだったのでしょう。

高度成長期は、その特需も含めて伸びしろがいくらでもあったから伸びただけだと思いますね。
経済的に未発展の地域で戦争があったから伸びましたけど、今、朝鮮半島で戦争が起きても経済的にはダメージもでかいですからね。
 
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