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『5倍以上のエネルギーゲインがある』(電動サンダーのススメ)【ガンプラ】

今日は「電動サンダーのススメ」です。
昨年「コロナ禍」で家時間が作れるようになった為、ガンプラを作るようになりました。
ただ、「ガンプラ」をキレイに仕上げるには「基本工作」くらいした方が良い、とネットで知りました。
それによると「ゲート処理」「合わせ目消し」といった事のようです。

○ゲート処理
ネット情報によると
『「ゲート処理」とは、プラモデルのランナーとパーツを繋いでいる「ゲート」と呼ばれる部分を切り離して綺麗に処理する作業の事をいいます。』
らしい。
今回は色を塗らないで整形色を生かして作るので、よりキレイに処理する必要がありそうです。
私は「電撃ホビーウェブ」を参考にしました。
それによる「ゲート処理」HOW TO抜粋は以下のとおり。(以下、抜粋)
(電ホビ「素組みでガンプラ!成形色を活かしたフィニッシュの基本工作【前編】」に写真付きで丁寧に説明あるので、本気で作る方はそちらを是非見て下さい。)

①まずはランナーからパーツの切り離し。
パーツから2~3ミリほど離れた部分で余裕を持ってカットします。
これはニッパー切断時にクラックが入ってしまったり、切断時に余計な力がかかりパーツが白化するのを避けるためです。
全塗装を行う製作よりも慎重にカットしましょう。

②その後、残ったゲートを切れ味のいいニッパーでカット。
ここでもゲートを完全にカットしてしまわず、0.5~1ミリ程度残しておきましょう。
ゲートの2度切りは基本テクニックですが、成形色を活かしたフィニッシュの場合さらに慎重なカットを心がけましょう。

③次に棒ヤスリを使い残ったゲートを削ります。
このとき使用するのは、金属製でもヤスリスティックなど紙ヤスリを使用した物でも構いません。
どちらにしても平面出しができるような棒状や平板に貼りつけたヤスリを使いましょう。

④その後、600~1000番くらいまでの紙ヤスリを使い、削り跡の傷を丁寧に磨いて消していきます。
ゲート跡の凸凹と傷がなくなり滑らかな状態になればOK。

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私の場合「整形色フィニッシュ」なんで、特に気を使う部分。
試しに普通にニッパーでアンダーゲート部をカットしたら、見事に「白化」!!
ちなみに「白化」とは、プラ素材に圧力がかかることで白くなる現象をいいます。
1度「白化」すると塗装で重ね塗りする以外、あまり有効な方法が無くなります。
塗装しない私の場合、天敵です。

この後は「白化」を恐れ、「電ホビ」の説明以上に丁寧になるよう「ヤスリがけ」は「棒ヤスリ」は使わず「800」以上の「紙やすり」でのみで作業しました。

ちなみに「800」とかの「紙やすり」の数字は「番手」と呼ばれるもの。
数字が下がるほど、ヤスリ目が荒くなり削る量は増えますが、傷がついたような粗めに仕上がります。
数字が上がるほど、ヤスリ目が細かくなり削る量は減り、代わりにキレイに仕上がります。

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「紙やすり」のみで仕上げた甲斐あってか、「パーツの白化」は防げるようになりました。

しかし「800」番の紙やすり掛けで、「1ゲート」あたり「40分程度」かかる事に。
更に番手を上げ「1000」「2000」「4000」「6000」「8000」とヤスリ掛けし磨く事「+10分」
合計「1ゲート」あたり「50分」掛かりました。
「50分」×「ゲートの数」と考えたら、気の遠くなる時間が必要です。
ゲートが100個あれば、5,000分=80時間超。
っていうか、「RG」なら100個ではとうてい済まないだろうな。

しばらく頑張っていたんですが、耐えられなくなりコチラを導入。


「ペンサンダー」ブロクソン

いわゆる「電動サンダー」の一種で電動で紙ヤスリ(研磨)するツールです。
1分回に6,800回の振動してくれるそうです。
これの導入で飛躍的に作業効率があがりました。
800番からスタートしても、「1ゲート」5分以内には決着。
手作業で「1ゲート」50分掛かってた「ゲート処理」が5分掛からず完了!!
10倍以上のスピード!!!
しかも慣れてくれば、数十パーツをまとめて処理。
さらに効率アップし、体感で「1ゲート、2~3分」くらいか!?
「産業革命」並です!!!

実際導入する方は、「パワーコントローラー(ブロクソン)」の同時使用をお勧めします。
「ペンサンダー」に出力調整が無いので、私は必須と考えてます。

それと「ペンサンダー」で使用する「紙ヤスリ」は、


「神ヤス」ゴットハンド

これが良いです。
高いですが、耐久性が段違い。
似た感じの100円ショップのヤスリもあり試しましたが、直ぐにボロボロになりました。
普通に使っても、水に漬けて水研ぎのようにしてもよいです。

「ガンプラ初めてで、塗装しないけどキレイに作りたい方」お金に余裕があれば是非導入をおススメします!

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本記事は以下の点、ご理解下さい。
①本記事は私見です。
②記事に書いた商品効果は、人によっては違うかもしれません。
③商品宣伝ではありません。
 名前を出した商品にも同様の効果があるものもあります。
 私の場合「ペンサンダー」は「アルティマ5」とどちらを買うか、当時迷いました。
 当時は単に「アルティマ5」のユーザーレビューが少なかったので「ペンサンダー」に決めた経緯があります。
 特定の商品を推すものでは無い事をご理解下さい。

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次回、「合わせ目消しと失敗」について。
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