続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ライトハウス」(2019米/トランスフォーマー)

?《『ミッドサマー』などを手がける製作・配給会社A24が実話をベースに描く傑作スリラー。絶海の孤島にやって来たふたりの灯台守が嵐により極限状況に追い込まれていく姿をモノクロで描く。『ウィッチ』を手がけたロバート・エガースが監督を務める。ウィレム・デフォー、ロバート・パティンソンによる実力派同士が観客を不穏な世界へと誘う。》

とにかくもう、不安、不穏、不快、不吉、不気味、不愉快などなど“不”のつく感情総動員なんだけど、何故か美しさも感じるのは光と闇のコントラストの効いたモノクロ映像だったからかも。

登場人物がほぼ2人というと舞台劇調になりがちなところを灯台内部の様子や灯台守のお仕事拝見みたいなところもあって、何より演じた2人というのがウィレム・デフォーとロバート・パティンソンという好みの俳優さんだったこともあって最後まで飽きずに観ることができた。

内燃機関の音など強調の演出にデヴィッド・リンチ監督作品を思い出したりしたけど、ラストの映像に久しぶりにピエル・パオロ・パゾリーニ監督作品を思い出した。

あらすじ
1890年代のニューイングランドの孤島。そこへ4週間に渡り、灯台と島の管理を任されたふたりの灯台守が派遣される。だが、ベテランのトーマスは未経験者のイーフレイムと合わず、初日から揉め事を起こしてしまう。そんなある日、島に大嵐がやって来て……


原題 THE LIGHTHOUSE

109分

R15+

監督
ロバート・エガース

キャスト
ウィレム・デフォー
ロバート・パティンソン
ワレリヤ・カラマン

TOHOシネマズシャンテ1 17:55~観客40人程/224(112)席



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