２０１１のありがとう

しかしあれだね。
２９日となると、電車も街も静かです。
３本乗る電車のうち２本座れるなんてこの日だけだ！
名前は知らないけど知ってる顔ぶれの人たちは
一足お先に仕事納めだったのか。

毎朝１００円玉を持って小さな手作りおにぎりを買う。
震災後しばらくして、じゃこ梅ちゃんが消えた。
代打も明太昆布ちゃんから、しそひじきちゃんに代わった。
年末最終日に、人数分３本のジュースを持って
一年の御礼を伝えたら
三角頭巾をしたおばちゃんの驚いた顔に癒された。
たった１００円だけど、いつもいつも
両手で受け取ってくれる。
いつもいつも大切に受け取ってくれる１００円玉の価値はそれ以上だ。
私もいつもいつも有難くおにぎりを噛み締めた１年。

モノの価値を改めて考え直した一年。
簡単に手に入るものが突然消えたり
何気ない生活の中に溢れている贅沢を知った。
生きていられることに感謝した。

風が泣くこの季節の後には、桜色の季節がくる。
どんな人生でも、よくよく振り返ったら
春が来たみたいに、ちゃんと笑えてるじゃないの。

心折れないように支えあったら、その分だけ
強くなれるんじゃなかろうか。
そんでもって、夢と希望を抱いて
辛い毎日を乗り越えたら、その分だけ
キラキラ輝く未来が待ってるんじゃなかろうか。

涙こらえる夜もあり。
堪えきれずに泣いちゃう日もあり。
そしたら、その分、笑いが止まらない日を迎えたい。


さぁて、兎さんから辰さんへと
バトンタッチをする日が近づいてきた。
辰っつぁんが見守る一年をどう過ごすのか。
そんなの分かりませぇん。
でも確かなことは、

思い描く未来は一人じゃないってことか。
自分を取り巻くすべてに感謝。
そんでもってこれからもよろしくってことで

２０１１年もありがとうございました。
２０１２年も坊婆ちゃんはマイペースに、うさ坊パパ、ママ共に笑いあう毎日を過ごせるようはっちゃけて参ります！
２０１１年ありがとう！