デイトレの花道

経済も株も初心者のデイトレ奮闘記

ニッポンは広くならない

2005年03月11日 22時41分24秒 | 株・経済
おわっ。ニュース見て驚いた、ちょっとどきどき。ライブドアの請求が認められて、ニッポン放送からフジテレビへの新株予約権の発行が差し止められちゃったよ。

妥当性から言えば驚く判断じゃないけど、これは意外。ニッポンの司法に意外。
まあ高裁、最高裁と続くのでライブドアもバンバンザイじゃないけど、面白くなってきたのは確か。ただ、これでライブドアがニッポン放送を手中に収めたとしとても、フジからの影響力を低下させるための増資もできないことになるだろう。同じく支配権の維持が目的になるからだ。
とりあえず当面は今ある領土で、国取り物語を繰り広げていくことになる。『えっ、ニッポンてそんな広かったのでござるかっ!?』というセリフもお預けだ。


ちなみに地裁がこの結論を出した根拠は一

◇新株予約権はフジサンケイグループの支配権の維持を目的としたもので商法に違反する(発行には発行を正当化する特段の事情がなければならない)

◇ライブドア傘下となった場合、ニッポン放送の企業価値が著しく毀損するとは言えない(インターネット事業との間で相乗効果が期待できないことはない/ニッポン放送が現在持つ全ての取引を失っても十数億円に過ぎない)

◇ライブドアの用いた時間外取引は証券取引法に違反しない

ていうことは、これが覆るためにはニッポン放送側が「特段の事情」を証明しなければならない。ちょっと難しそうだけど、人間の判断することなのでまだまだ目が離せない。

この差し止めのおかげで、今まさに夜間取引でライブドアへの買い注文が殺到している。
ここのところ株価が下がってたライブドアだがしばらくは持ち直すことになるだろう。


今日は指値(その値段になれば売買するよう指定すること)で売りに掛けていたイチヤだが、結局売れず。株の売買では、指値より成行(その時の値段で売買すること)が優先されるみたいだけど、成行にしたら画面の表示価格より安く売ってしまうので、それは避けたい。十数円の株で1円でもずれたら、損益に大きな影響が出てしまう。
てことは、価格変動幅の狭い株は、取引がお盛んなものにした方がいいってことか。とりあえずもう、買った12円でいいし、売りにかけよう。


資金:79514円[7514円+72000円(12円×6000株)]

本日の教訓:指値と成行って結構ちがう

起承転々

2005年03月10日 01時23分58秒 | 株・経済
フジテレビがK点越え。ニッポン放送株保有率が1/3を超えて、ヒエダさんもひと安心か。36%も取るとは思わなかった。
昨日は、2社が大半を占めることで上場廃止の匂いがますます強いニッポン放送と、思いのほかフジに取られて旗色の良くないライブドアが揃って下落。
今日は、ライブドアがちょっと反発して上昇、ニッポン放送は続いて下落。フジは2日通してほぼ横ばい。

ニッポン放送の社長通称亀ちゃんは、相変わらずお洒落な声で社員一同フジサンケイグループに残ると言ってる。ホリエモンはポケットからタイドナンカーを出して少し態度を軟化させた。ヒエダさんは「今のところは会いません」なんて含みを持たせてる。付き合いもあるしなーとTOBに応じた企業もあれば、市場価格以下で売るのは自分とこの株主に説明付かないと応じない企業もある。ライブドア以外にも、ニッポン放送からフジテレビへの新株予約権を差し止めるよう申請する株主も出て来た。カルフールは撤退するし(あっこれは関係ないか)、塩爺が、森さんの発言おかしいよ、とまともなことを言ってたりする。

このてんやわんやのストーリーを、それぞれの株主はどんな目で見てるのだろうか。
社員がものを言い、株主がものを言い、政治家がものを言い、みんなが好き勝手喋りまくってる感じだが、まず大前提として、株式会社は株主のものである。とりあえず、このことをしっかり把握しよう。ここが曖昧だと、議論はどっちにでも転がっていってしまう。そして、社長であれヒラであれ、従業員は企業価値を最大限まで高めていくのが仕事だ。なぜなら、従業員は株主に経営の執行を付託されている存在だからだ。
ただ、制度上の原理原則と実際の運用がピタリと重なるわけではない。従業員に、顔も見えない株主のために利益を上げるように指示しても、さしてモチベーションが上がるとは思えない。だからあの手この手で、みんなが主役なんだよっていう進め方をする。その方が結果的に株主を利することとなるからだ。「ウチの会社がさぁ~」ていう共同体意識も時には必要だ。その中で、会社が誰のものかという前提が見えにくくなることもあるだろう。

今回、ニッポン放送が社員一同の名で出した声明はピント外れだが、もちろん発言すること自体がダメなわけではない。発言に何ら法的拘束力がないだけだ。居酒屋でサラリーマンが「うちの会社のあの株主きらーい」とか言ってるのと実質的にはたぶん変わりがない。(そんな会話しないけど)

ニッポン放送がどんな声明を出しても、株主は従業員を選べるが、従業員は株主を選ぶことはできないのが原則だ。そして、現時点でのニッポン放送社員一同が利するべき株主の筆頭は、ライブドアなのだ。
つまり、従業員が株主のために企業価値を高めるべく取る行動(フジサンケイに残ること)が、筆頭株主の意思の拒否というヘンなねじれの事態を起こしている。
この辺りどう捉えるべきなのだろう、買収っていつもこうゆうねじれを生むものなのか。買収しようとしている株主は、利されるべき株主とは扱いが異なって当然なんだろうか。しかし、ライブドア以外にも差し止め請求する株主が出て来たわけだし、他にも新株予約への潜在的な不満は複数の株主にあるだろう(この請求にライブドアの息がかかってる可能性もある)。新株が発行されたら、自分の持っている株の価値が下がるのだから当然だ。
それでも、ニッポン放送は株主意思の拒絶が企業価値向上といえるのだろうか。これって結局、株主総会で決を取るのが筋な気もするが、何かある度にいちいち株主に聞いてたら何も進まないしなあ。従業員はどの程度までなら、株主の意思に反して、自分達の信じる企業価値へ向かっても良いのだろうか。これがこの件の本質の一つじゃないかな。

それともう一つ、公共性の話だが、ニッポン放送の声明文で「責任のある放送や正確な報道についても、堀江社長が理解しているとは到底思えません」と言っているがこれは違う。仮にライブドア傘下になったとしても、ニッポン放送は民間放送の放送基準にのっとってやっていかねばならない。それは株主が何と言っても関係ない。法律があるのだから当然だ。堀江さんが話してるのは、ハードの話。そこを混同してる点でもこの声明文はちょっとピント外れ。

ちなみに、フジテレビの株主構成は、ニッポン放送(22.5%)、東宝(5.7%)、文化放送(3%)、ヤクルト本社(1.5%)など。フジテレビを設立したのはニッポン放送と文化放送。こっちでは特に株主との衝突があるわけではなさそう。
ライブドアの株主は今回のリスキーな冒険に文句あってもおかしくないけど、あまり表に出てこない。ライブドアがリーマンに発行した転換社債だって、株に変えられたら現株の価値は下がると思うけど。

ライブドアはやる気まんまんだが、フジとの相乗効果がどんなもんなのかは不明。ハードディスクレコーダーの普及でCMは誰も見なくなるから、CMに頼り切ったビジネスモデルは遺跡になってしまう。が、その後釜としてネットと融合した番組放映が考えられるのかもしれない。その辺考えてみたいけど、長くなったし、また今度に続く。


余談だが、国会議員の発言が目に余る。
「堀江っていう人が…」「ライブドアでしたっけ…」とわざわざ皮肉を込める議員がいる。しかも大臣。ほんとバカじゃねーの。ライブドアなんて取るに足らないというアピールなんだろうけど、君達議員でしょうが。これだけ日本にとって重要な案件の当事者の名を、もし本当に把握していないなら即効で議員失格だし、把握しながらも大臣が、悲しいかなこんな程度の皮肉しか言えないなら、日本人として切な過ぎる。中学生の喧嘩レベルだ。
M&Aをアリとキリギリスに例える議員も。アリ(日本企業)がこつこつ貯えたものを遊んでたキリギリス(外資)がさらっていくことになる、なんて主旨のことを語っていた。外資も楽して金を作ってきたとは思えないけど、自民党にいるとそう見えるのだろうか。こんなピント外れの発言を、テレビカメラの前でできる神経はちょっと信じられない。国会議員なら、M&Aが増加する中で日本がどうすべきかという、その先のことを説明すべきだと思うが。出来の悪い例え話をしてる暇があったら、お茶汲みでいいからとりあえず働いて欲しい。


先日24円で買った南野建設をここ三日くらい26円指値で売りにかけていましたが、株価は25円までしか上がっておらず売却成立せず。結局今日24円で売ったので損益なし。
次に目を付けたのは、イチヤ。これも株価が十数円と安い。これを12円で6000株購入。あとは祈るのみ。

資金:79614円[7614円+72000円(12円×6000株)]

1円の攻防

2005年03月05日 01時29分16秒 | 株・経済
ライブドアの弁護士が降りたそうな。これは色々憶測を呼びそう。今日の報道によると、ライブドアが45%、フジはTOBの25%を超えることが確実らしい。双方確実に積んでいってるから、このままやとライブドアは過半数を確保するのではなかろうか。

差し止め請求は、来週にも判断が下るらしいが、たぶん却下されるだろうな。新株予約の正当性、経営者の保身、ニッポン放送の今後の企業価値、色々言われてるけど、こういうことと関係ない所で判断がなされそうでちょっと不安。
個人的にはどちらにより正当性があるかはわからない。争点次第でどちらにも転びそうな案件だと思う。で、結局は裁判所は適当な争点を設定して、体制を揺るがすような判決は出さないってことになるだろう。地裁がどうであれ、最高裁までもつれて差し止め却下、て結末になってしまうだろうな。

もし、もし仮に差し止めが認められたら、どうなるんだろう。
先日は、提携しかないのではないか、と書いたがフジの株を買うという手がありそうだ。
現状株数のまま、ライブドアが過半数を獲得し、ニッポン放送の経営権を握ることになる。ライブドアからニッポン放送へ経営陣が送られ、ニッポン放送が持つフジテレビ株保有率を増やす。現状は22.5%だがそれを3分の1まで増やしたら、ライブドアからフジテレビへの影響力は決定的になるのではないか。フジからニッポン放送への25%、逆にニッポン放送からはフジへの3分の1超。ここで、以前堀江社長が語っていたように、ニッポン放送を増資する。
こうなってしばえば、ニッポン放送社員がアンチライブドア宣言をしたところであまり痛くない。その頭を飛び越えてのフジテレビがあるからだ。こうゆう展開になった時に、フジが打てる手には果たしてどんなものがあるのか。


27円で1000株買った東理ホールディングスは、全然上がらなかったので26円で売ってしまった。マイナス1000円!……がっくし。
その後25円で2000株買って、26円で売る。プラス2000円!!
このくらいの値段の株は、値動きが少なくても、結構たくさん買えるので緊張感があっていい。1円の上下に見入ってしまう。

他に良さげなのはないかと探して、南野建設とやらを24円で購入。たぶんこの株は、週明けに25円か26円まで戻すはず。ここ3ヶ月くらいその枠内にいるので、たぶん。
3000株買ったから、1円上がれば、3000円。シンプルでわかりやすい。1円がいかに大事か!
もし30000株買えたら、3万円!そんな資金もないし捕らぬタヌキだけど。

ちょっと気になるのだが、売買していて、どうもスムーズにいかない場面がある。なんというか凄いストイックな環境でやってる気がするのだ。丸三証券を使ってるんだけど、マックへの対応イマイチやし、時々固まるし。分足チャートが表示されないし。
ムックで読んだみたいに、誰かが注文したら売買の板がチッカチッカ光る世界に憧れるなー。だけど、手数料タダには代え難いってのが現実。


資金:79614円[7614円+72000円(24円×3000株)]微増

明日は花金

2005年03月04日 00時39分16秒 | 株・経済
今日はさらに下がって、360円でディーワンダーランドを売った。おかげで大損。

取りかえすべく、下落率ランキングをチェックして今日一日で4円下げてた東理ホールディングスを27円で1000株購入。ほんとは2000株といきたかったけど、なぜか買えなかったので。なぜだか「買い付け金額超えています」と表示されるのだ。今までにも何度かあったんだけど、明らかに残金をオーバーしないのに買えない不思議。でも二回に分けて注文したら通ったりするからますます不思議。どういうことなんだろうか。

もし花の金曜日の明日、この株が30円に上がってくれたら、3×1000で3000円の利益となる。


資金:77417円[50417円+27000円(27円×1000株)] へ、へってきた…

逆ワンダー

2005年03月03日 00時28分23秒 | 株・経済
待て待て待てーぃ!!何これ、何この下落!1
あり得ないよほんと。アンビリーバブルや、今日の終り値が370円なんて。

ここ2日触れなかったので、月曜に買ったディーワンダーランド(392円、395円それぞれ100株ずつで購入)を自動売却かけてたんです。
これは設定した値段になると自動で売ってくれるというシステム(その値段にならないと何もしない)。だから、このくらいで買ったし、この辺まで上がるだろうという値段を設定して家を出るわけです。あとはお任せ。
便利っちゃあ便利なんだけど、リアルタイムで値動き見れない時は、「もうちょっと控え目な値段にした方が良かったのでは…」とか、「いや、低く設定して大幅に上がってしまったら…」とかぶつぶつ考えてしまう。そう、値段設定が難しいのだ。そういう意味では短期売買には不向きかもしれない。

で、月曜の夜に悩み抜いた末(嘘)に設定した売却の値段は、400円を超えてさらにガメツク415円。これが成功すれば4000円の利益。
しかし、しかーし今日水曜確認してみたら、上がるどころか下がってるじゃないか。しかも370円にまでというシビアな下落。完全な読み間違い。サイチュウなのにモナカと読んでしまったくらいのバカさ加減だ。
明日いくらか上がったら売ってしまうべきか、たぶんそれがいい。まだ寒いけど最中でも片手に頑張ろう、歯医者に通ってる最中だけど。


資金:80542円[6542円+74000円(370円×200株)]

本日の教訓:
◆自動売買は謙虚な心で

初の利益2000円超え!

2005年03月01日 00時28分17秒 | 株・経済
話題のニッポン放送を巡る綱引きは少し風向きが変わってきたか。
村上ファンドの「ちょっと待て、ニッポン放送」発言とライブドアによる持ち株比率が43%を超えたという報道で綱を引っ張れば、フジは大和証券からニッポン放送株を8%譲り受けると引っ張り返す。今日は3社揃って上昇。

8%増でフジの持ち株比率が25%超えが時間のモンダイになったらしく、ニッポン放送に対しての議決権拒否はほぼ確定だろう。てことはライブドアは過半数取得できたとしても、フジサンケイグループへの影響は限定的になってしまう。ライブドアにとって、もうあとは提携しかないんじゃないか。

トヨタの奥田氏が「私も古い人間だが、古い人間は『けしからん』と言うのに対し、新しい時代の人に言わせれば『法律に違反していない。なぜ悪いのか』となるだろう」「(買収は)時代の流れであり、マスメディアも例外ではない。対策を考えて実行していくのは経営者の責任」と語っていたが、これはその通り。
奥田さんに限らず、複数の年配の方が「自分は古い人間だが…」と違和感と理解を同時に示しているのが興味深い。それでいいのだ、簡単に生まれてしまう新しい時代など根付きはしない。反発や抵抗をくぐり抜けるから新たな時代が開ける、その摩擦を生み出すことも上の世代の仕事だ。このトンネルをライブドアが抜けられるかはわからないが、ここで生まれた摩擦は必ずどこかに火を付けるはずだ。


大注目のディーワンダーランド、やっぱり上がってくれました。
394円で売りだから、13円×200株で2600円の利益。こんな風にしてやっていけば勝率上がっていく予感。

ここで止めておけばいいものを、まだ上がる気がしてまた買ってしまった。395円と392円で100株ずつ買う。明日明後日くらいにはきっと400円オーバーしてくれるはずだ、と信じたい。どうも市場が開いてしばらくは上昇、閉じる前は下降の傾向にあるらしい。朝はみんなが買うぞって気持ちでのぞむからで、閉じる前は持ち越しを嫌がるデイトレーダーが売りに出すかららしい。本によっては10時までは値動きが激しいから静観すべきってのもあるけど、それもチャンスの証しといえる。


資金:85242円[6542円+78700円(392円×100株+395円×100株)]

本日の教訓:

◆朝の波に乗れ、引き潮に流されるな

雨のち晴れ希望

2005年02月25日 22時50分04秒 | 株・経済
フジ、ニッポン放送、ライブドアの3社ともちょっとずつ上がった。今日はライブドア買いませんでしたが。しかし株の動きを読むのって難しいなあ。あとはこのまま3月7日まで、乱高下なく様子見な感じで過ごすんやろうか。

ただ個人的にはライブドアに頑張って欲しいな。いい年したオジサマ達が口を揃えて、倫理を語る姿はちょっと切ない。自民党政治家が金の倫理を語り、安直な番組を作ってきたフジがメディアの公共性を語っても説得力が全然ない。或いは、これだけ反発があるってことは時代の変わり目なのかもしれない。
同じように金銭に重きを置くとしても、もっといいサービスができるから、と主張するライブドアに何ができるのかは見てみたい。少なくとも、この局面でこの先のメディア像も語らず、公共性や倫理など曖昧なことしか口にしないフジよりはずっと明確であると思う。聞きたいのは番組の品質などの曖昧な話でなく、メディアそのものの形なのになあ。
今後も視聴率を稼いでいれば、CM流すだけでやっていけてしまうという道と、これまでなかった形を作ってみようという道と、どちらが見たいかというと後者だ。
ただ、何にしても、市場ルールの話とメディアの公共性や倫理の話は別の話。同時に問題提起されただけだ。


まあ、とりあえずホットな話題は置いといて、どうすれば利益を上げていけるのかを考えないといけないなー。嘘かホントか、デイトレ侍の9割は都落ちと聞いた。勝つのは一割とか。これが本当ならかなり気合いいれて対策を練らないかんなあ。

そこで今日やってみたのは、雨のち晴れ作戦!!

浅はかな気もするが、株価下げ率の高い銘柄を買っておいて、上がったところで売ってしまおうという作戦だ。選んだのはディーワンダーランド、本日の下げ率一位。
ここの所、山谷山谷山谷ときたので次は山だと考えて、200株を381円買う。とりあえず週明け待ち。


資金:83268円[7068円+76200円(381円×200株)]

とりあえず、売り

2005年02月25日 04時44分11秒 | 株・経済
今日のライブドアは330円からスタートして330円で終了。昨日の終値が353円なので、23円もの下落。
色々迷ったが、結局午後ちょっと値が上がった時に340円で売ってしまいました。385円で買ったので9000円の損失が出てしまった、ぐぬぬ。

当事者のニッポン放送もフジテレビも下落しており、パーセンテージに換算するとフジが3.8%、ニッポン放送が7.6%、ライブドアが6.5%それぞれ下落した。昨日は気づきませんでしたが、莫大な金額を新株にはたくフジも経営を圧迫されるから株価が下がるわけですね。

面白い展開ですが、この展開の先に誰かが勝つことがあるんでしょうか。それとも痛み分けみたいに、どっかに落とし所を用意してるんだろうか。

フジテレビが新株予約権を持つことで、ニッポン放送の株主が株価下落を恐れて、TOB価格の5950円を下回る前に売りにかける。これによりフジが持ち株比率を増やし、新株予約権の一部を行使するだけで過半数を取れる。フジのシナリオはこんなところだろうか。

ライブドアはよくわからない。今日のラジオで堀江社長が「将棋が詰んでいることに変わりはない。新株発行も想定範囲内」と話していましたが、これはブラフなのかマジなのか。詰んだと思ってた将棋の盤を突然広げられたような感じに見えるけど、実際はよくわからない。
とりあえず、差し止めて裁判待ちの長期戦のつもりなのかな。てことは次の分岐点は、TOB期限の3月7日次第って感じなんでしょうか。ただ、どっちにせよライブドアのテレビ進出は難しくなった感じだ。
もしここから逆転劇が起こるなら、それはそれはすごいカタルシスだろう。そんなことがあるなら是非見たいなー。この一連のやりとりのドキュメントが放送される日が愉しみだ。

さすがにライブドアはここまで下がったら、明日くらいは上がるんやろうか。
ニッポン放送はまだ下がる気がする。


資金:82976円 けっこう減った


エンドロールが流れているのか

2005年02月24日 02時16分20秒 | 株・経済
なんかすごい展開になってきたなー。

昨日は結局ライブドア売りませんでした、堀江社長の次の一手に期待してみたんです。
今日も触る時間がなかったので、夜確認してみると幸い一円の下落。これはいよいよ損切りかと考えていたら、凄いニュースが飛び込んできた。

ニッポン放送がフジテレビに対して新株を大量に発行するとか。こんなことされたら、ライブドアの保有率は現在の40%が16%まで落ちてしまう。
これはポイズンピルとかいう敵対的買収への対抗措置らしいけど、特定の株主の持ち株比率を著しく低下させる場合は公平公正に行われねばならないらしく、今回のケースは違法の疑いがあるらしい。これに対して、ライブドアは発行差し止めを申請するらしいけど、一体どうなってしまうんだろう。
普通に考えて、現発行株数の倍以上の新株が出るってことは、株価値が半減するってことなんじゃないだろうか。ニッポン放送の他の株主は文句ないんだろうか。
それにこれって、フジテレビによるニッポン放送株取得がうまく進んでいない証拠じゃなかろうか。
ニッポン放送からの議決権を拒否するための25%に届いていたら、こんなことしない気がする。新株購入には一千億以上必要だと思うんだけど、そこまでする状況になってるということなんだろうか。それともこれはライブドアへの威嚇で、3月2日までのTOB期限までにフジに売れってことなんだろうか(3月2日までに25%集まらないと、フジの持ち株比率はこれまで通り12%余りのままらしい)。

ただ、会見の堀江社長の顔とか見てると、なんか敗色濃厚な感じだし、ライブドアは明日間違いなく下落するだろうな。するとやっぱ、私もここで売ることになるのだろうか。てことは、ニッポン放送も明日下落するんだろうか。個人的には応援したい気もするので、持っておいていいかなという気もするけど、持ってたら他の株買えないしなあ。う~ん。


資金:85576円[現金14976円 + 70600円(353×200株)]変化なし

本日の教訓:

◆商法知らんとちょっと辛いシーンあり
◆株を通じて経済が別の顔を見せる、なんか生々しい。球場で野球見るのと近いんかも

やっぱりフジヤマは高かった。

2005年02月22日 19時44分17秒 | 株・経済
昨日のライブドア夜間注文(366円)は結局成立しなかった。みんな似たようなことを考えたみたいで、夜間の買い注文数の一位はライブドアだった。なのに売りたい人は少なかったから注文が成立しなかったわけだ。

今日は仕事だったので、朝イチでライブドアを確認したかったもののずっと見れず、昼過ぎにやっと携帯で知る事ができた。その時の値が385円、あーやっぱり夜間に買いたかったな~とがっくりしつつ、400円くらいまで上がるだろうと200株購入。
そして次確認できた時には、375円に。10円下落ってことは2000円の損失。ここで損切りするか迷うが、ホリエモンのもうひと踏ん張りに期待して待つ。がんばれ、どこでもドアで会長室に乗り込むのだ。
携帯なので、他の銘柄探しは厳しいし、明日に持ち越してもそんな下がらんだろうと考えた。

なのに、なのに夜確認したら354円まで下がってるじゃないか、なんてこった。いつの間にか6300円も損失してるじゃないか。まさか始値をこんなに割るとは…。どうしよう、この被害。どこでもドアの向こうにいたのはジャイアンだった。
何かしら動きがあれば、大幅な値上がりも期待できるし、しばらく持っておくか。ここであまりに遅い損切りに踏み切るか。う~ん


資金:85776円[現金14976円 + 70800円(354×200株)]さっそくの元本大割れっ

本日の教訓:

◆携帯はデイトレに不向きと心得るべし、いちいち入力に時間かかるし、表示情報が少ない。
◆他に手を放せないことをしてる時は手堅い株にするべし、気になるし、どっちの足も引っ張る