憲法守る力広げよう

憲法守る力広げよう
はたらく女性の中央集会が開幕　　　
2008年10月26日(日)「しんぶん赤旗」　　

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（写真）各地のたたかいが紹介された、はたらく女性の中央集会＝25日、東京都千代田区


　新テロ特措法延長を許さない、くらしと平和を守る女性の力をひろげようと二十五日、第五十三回はたらく女性の中央集会（主催・同実行委員会）が東京都内で始まりました。二日間の日程。各地から四百二十人が参加しました。

　伊勢崎賢治東京外大大学院教授が、平和憲法をもつ日本の責任やアフガニスタンでの武装解除、行政復興について講演し、「九条をもつ国のわれわれがどういうことができるのか。しっかり考え行動していこう」と話しました。参加者は、ユニオンニューフィル千葉の演奏の心地よい調べに聞き入りました。

　柴田真佐子実行委員長（全労連副議長）が「きたるべき総選挙で働く女性、国民本位の政治へ転換させましょう」と主催者あいさつし、大西玲子実行委員会事務局長が基調報告しました。伊藤潤一東京地評議長、小田川義和全労連事務局長、日本共産党の吉川春子前参院議員が来賓あいさつしました。

　全国一般西淀川医療労組から参加した女性（５０）は、「訪問看護の現場では、業者などさまざまな職種の人に出会います。集会でいろんな職業の女性と出会い、意見をきけることを楽しみにしています」と話します。

　集会後、参加者はパレードし、「憲法九条を守ろう」「人間らしく働くルールをつくろう」と沿道に声を響かせました。