相馬市九条の会

憲法九条、今こそ旬

「メディアとガザ報道」

2009-01-14 23:42:32 | Weblog


Day by day」によればガザ攻撃19日目の犠牲者は
パレスチナの死者は1010人、負傷者は4700人となっています。

「NPJ」に新しい写真集へのリンクがありました。
ガザへのイスラエルの攻撃
上の写真はその一枚ですが、他に「衝撃の強い写真」が多数ありますのでご注意下さい。

同じく「NPJ」に
メディアとガザ報道 ガザ報道に携わるメディア関係者及びその報道に接する人々へ」のリンクがあります。
「40年間、中東問題を専門に取材・発表してきました広河隆一」さんの自己紹介から始まる、各メディアへの手紙です。
今回のガザ攻撃の発端を「ハマスのロケット攻撃」とする報道に対して、その事実誤認を訂正するよう求める説得力ある文章です。
麻生首相も「ハマスのロケット攻撃から始まった問題ですから、なかなかむずかしい」などと炉辺談話のような「ノーテンキ」なことをおっしゃっているわけで、、この発端問題はとても重要だと思いますので、ご覧下さい。

ついでに「ハマスのロケット」について
「低気温のエクスタシーbyはなゆー」の記事
〔アルジャジーラ動画〕ハマス戦士の訓練風景など 」の動画にチラッとでてきます。「ホームメード」のロケットといわれている意味が納得できたような。
どこに飛んでいくかわからないというか、的外れどころか的に照準をあわせることもできない兵器であることは一目瞭然。
イスラエルが最高水準のアメリカ製兵器の供給を受けて(これは武器密輸とは呼ばない!!)、「ピンポイント」攻撃の性能をもつ武器で民衆を「誤爆」しているのとは大違いです。あらゆる点で非対称な「戦争」であることがよくわかります。

●「上意でござる」記事
米大使、憲法解釈見直しを要望 集団的自衛権で」 東京新聞 1/14
一部引用します。

(引用ここから)

日本の集団的自衛権行使について「解釈を見直すべきだ」と繰り返し言明、日米両国でミサイル防衛(MD)を運用するに当たり、日本政府が憲法解釈の変更に乗り出すべきだとの見解を示した。

 またアフガニスタン情勢に関して、医師や技術者、看護師、教師などの文民派遣により、日本がより積極的な人的貢献を行うよう要求。ソマリア沖の海賊対策にも主体的に取り組むよう促した。

(中略)

現行解釈を理由にMD機能を持つ海上自衛艦が米国に向かう弾道ミサイルを迎撃できなければ「米国民が日本と同盟を組む価値を理解しにくくなる」と指摘。

(引用ここまで)

「米国民が日本と同盟を組む価値を理解しにくくなる」といわれて、恐れひれ伏す政治家がわんさといるんだろうな。米大使はこれが決め言葉になると体験的に知ったのでしょう。米国の「おぼえめでたい」政治家になるにはMD・アフガン・ソマリアを一生懸命取り組まなくちゃ。

            投稿者 Avo

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