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桜が咲いて雨降って、春らしい日々です。まあ忙しくてそれどころじゃないですが、いつもこんな事ばかり嘆いて、ブログとしてどうなの、と自問自答しとります。WBCを楽しむ時間あるんだし、もっとソウルフルにいかないと、エドウィン・ディアスくらいソウルフルでありたいもんです。
で、こないだプレイしたエボニージャムバンドのレコードを紹介。1981年に自主盤ぽくリリースされたこのLPが唯一のレコードです。オークランドで結成された女性1人を含む7人組のバンドのエボニージャムバンド、リリースのレーベルもオークランドです。前身というか、バンドの中心となるトニーニュートンら三人がこれ以前にバンド活動しレコードをリリースしている。バンド名はサヴォニクス、そうあの1968年にMTAリリースのサヴォニクス。コアなソウルファン、ファンクファンに支持されるあのバンドです。7インチ一枚だけのリリースのサヴォニクスですが、切々としたヴォーカルものとブレイクが熱いファンクのカップリングは世界中のソウルファンに支持されています。そんなバンド、録音当時は高校生と大学生だとか。今回調べて驚きました。また、その録音はゴールデン・ステート・レコーディングとのこと。それもまた納得の嬉しさでした。まあこのあたりはファンク45の本でも読み返してみましょう。そこから一回りしての1981年、エボニージャムバンドとなるわけです。メンバー全てがサヴォニクスではありませんが、ファンク的なサウンドとヴォーカルものとしての歌心は変わらず発揮しとります。時代のディスコサウンドへのアプローチから独自のサウンド展開はマニアックに聴きどころ満載。普通でない音作りが素晴らしい。他の録音もあるのかなぁ、気になるほど素晴らしい。そうそう、ジャケットも渋くて、そそります。
DJ Live 2023 1月9日soul虎の穴studio