昨日、NHKの「住まい自分流~DIY入門」という番組で、「窓辺のDIY・カーテンまわりのリフォーム」の回が放映されました。昨日のは再放送ということで、以前の本放送の時を含めて、この回をご覧になった方も多いのではないかと思います。大桃美代子さんとゲストのちはるさんが登場し、カーテンなどのいろんなアイディアが楽しく紹介されていました。しかしそのなかで、ひとつ気になったのが「バランス」についてのDIYコーナーです。
バランスとはカーテンのレール付近部分に取り付ける前飾りのことなのですが、これを簡単に取り付ける方法として、カーテンレール自体に板をねじ止めして、さらにその板に前飾りをくっつけてしまおうと紹介されていました。番組中でも述べられていたように「なるべく軽い板を用いましょう」、と、ここまではまあよかったのですが、その後がいけません。「レールに取り付けた板がちょうど棚のようになっているので、その上に物をかざって楽しみましょう!」みたいなことが紹介されていましたが、これはあまりお勧めできないな、というのが正直な感想です。
というのも、そもそもカーテンレールやその取付金具(ブラケット)は、カーテンやカーテンレールの重量、カーテンの開け閉めのときにかかる力のみを考慮して設計、取り付けされているので、その他の物の重量がかかることは想定外なのです。だから、カーテンレールには余計な力をかけない方が本当は良いのです。従って、バランスを取り付ける場合は、はじめからその分を考慮して取付を行いますし、ましてや他の物を上に載せる場合にはさらにしっかりした取付が必要となります。しかし、普通のカーテンレールのみの場合、そこまでの余分な強度が確保されているかというと、必ずしもそうではありません。ですからこの番組を見て自分もチャレンジしてみよう!という方は、「まさかレンガを置く人もいないでしょう」から、「耐久性も大丈夫でしょう」なんていいかげんなNHKのコメントを鵜呑みにせず、まずはカーテンレールの強度をチェックするところから始めてください。また、上に載せる物についても、落ちてきたら危ないものは避けたほうが懸命でしょう。DIYは気をつけて。
当店は明日8月13日から16日までお盆やすみとさせていただきます。
なお、17日より平常どおり営業いたします。
また、お盆明けには新柄カーテンのサンプルが大量入荷予定です。おたのしみに!
昨日、サンゲツ総合展示発表会にご招待いただいて行ってきました。 TVCMの効果もあって、その名を聞いたことがあるとおっしゃる方も多いであろう、あのサンゲツです。
場所は福岡・マリンメッセ。広い会場に所狭しと展示された商品群は、まるで年に一度のインテリア見本市・ジャパンテックスの会場を思わせる幅広いものでした。主力の壁装材(クロスなど)や床材のほか、カーテンやロールスクリーンなどの窓関連の商材など見所満載。なかでも当店的に特に期待していたのはやっぱりカーテンです。
サンゲツのカーテン見本帳はジャンル別に分けられ数種類あるのですが、その中でも最も多くのアイテム数を揃えているのが総合見本帳「Aria 」です。通例ではおよそ2年ごとに新アイテムの大幅入れ替えが行われているものの、この度は今日まで2年以上のブランクがあいているので 、今回の発表会でようやくお披露目があるのでは?と期待をしていたのですが、果たしてその通り、ずらりと新柄生地サンプルが展示されていました。なかでも、割とシックな色使いのものや、ゴージャス感のある織りのものが目に留まりました。係の方のお話では、今度の新見本帳約1000アイテムの内、その半分の500アイテムもが新柄とのこと、相当様変わりするようです。
ただ残念なことに、会場内は撮影禁止になっていて、まだみなさんにはお目にかけることができません。ですがこの秋にも発売開始予定とのことですので、今少しおまちください。
追記:やっぱりバスで新山口駅から福岡まで往復となると、ちょっとしんどいですね。でも運転手さんがガンガンとばしてくださったので、帰りは行きより30分も早く着きました。ただ、防府方面への電車を30分待ちましたから、プラスマイナスゼロでしたが。