ろうそくのともしびのように

グリムスキーワード「地球温暖化」






そらちゃんの小さな命は、ろうそくのともしびのように、頼りなくゆらゆらと揺れています。










1週間たっても回復には至りませんでした。










弱っている身体を連れまわすのは抵抗がありましたが、また獣医さんのところへ向かいました。










避けていた体重を確認しました。




たったの23ｇでした。




絶望を感じました。













何とか食べてもらえるように、胃腸活性を手伝うプリンペランという薬を新たに処方してもらいました。


















薬を飲み始めて1つ変化があったのは


瞳に活力が戻って


ケージの外へ出たがるそぶりを見せるようになりました。



13日ぶりの放鳥でした。












まずは、ほうちゃんのそばに行きたがりました。












お薬でベタベタに汚れたお口まわりを、ほうちゃんは優しくほぐしてあげていました。












手や肩にもとまりたがりました。


これまでにない甘えように、永遠のお別れが近いような気がして、寂しくなりました。











これまで以上にそばに居るのに


これまでになく遠くに感じられました。


悲しい気持ちになると、さらに近づいてきて、カキカキをおねだりされました。












小さな温かいぬくもりに触れると、不思議と心が落ち着いて


穏やかな気持ちになれました。






どうか食欲が戻りますように・・・今はそれが切実な願いです。





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