感動した最終話。ケンジと史郎はゲイカップルだが、史郎はケンジに遺産を残す決心をする。「これから先別れることがあったとしても、俺はお前の幸せを願ってる」男女の差はあれ、カップルが生きて行くと最後はどちらかが先に旅立つ。その準備をしておく必要があると、私は思う。私の両親は若くしてお墓を買い、自分達の終の住処を準備していた。久しぶりに行ってみた両親の墓は彼らに相応しい風格があった。両親は子供の手本となる。良くも悪くも、だ。私も自らの終の住処を決める年齢になったのだ。私は充分頑張って仕事をして生きてきた。税金もガッツリ払った。後はゆっくりと残された時間を楽しもうと、相方と画策している。島田農園のあき姫