TOHOシネマズ 梅田にて。
(監督)ミシェル・アザナヴィシウス
話の筋はとりたてて言うほどはなく、
「あぁ、やっぱりこんな感じなのね」と得心。
最後のタップには、かなり感心しましたが。
でもって、誰かが書いてましたが、
ラストは長々としたエンドロールはやめて、
「The End」で終わるべきだったでしょう。
にしても、これに作品賞ほか5部門も挙げてしまう
アカデミー賞はやっぱり少々お疲 . . . 本文を読む
梅田ブルク7にて。
(監督)ニコラス・ウィンディング・レフン
第64回カンヌ国際映画祭で監督賞に輝き、
『週刊文春』での評価も高かったので
観に行くもあえなく撃沈。
いたってフツーのサスペンス・アクションにしか見えず。
もう少し夜の家業、強盗犯の逃走請負ドライバーの
パートに厚みがあってほしかった。
ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガンの
注目若手コンビは○。
. . . 本文を読む
大阪ステーションシティシネマにて。
(監督)スティーヴン・スピルバーグ
いったいどういう文脈でスピルバーグが
これを撮ることになったのか
皆目見当がつかなかったのだが、
次回作に予定されている『リンカーン』を
見据えてのことかと得心。
馬がつなぐファンタジーといったところだが、
戦場を、鉄条網をなぎ倒しながら疾駆する姿は圧巻。
しかし馬以上に印象的だったのが、ガチョウ。
スピルバーグのこん . . . 本文を読む
高槻アレックスシネマにて。
(監督)ラース・フォン・トリアー
トリアー自身の鬱病経験に基づくという本作は、
「ツリー・オブ・ライフ」とも世界観を共有するが、
トリアーの過去作に照らしても、嫌な感じはなかった。
クレア(シャルロット・ゲンズブール)と
ジャスティン(キルスティン・ダンスト)が
相反する構図ってのは、ありがちだけどね。
しかしなんと言っても、母ギャビー役の
シャーロット・ランプ . . . 本文を読む
高槻アレックスシネマにて。
(監督)マーティン・スコセッシ
「月世界旅行」で有名なジョルジュ・メリエスの逸話を
巧みに織り込んだ点が本作を上質のファンタジーに仕上げる。
その映画製作の過程を写したあたりは、
ミルハウザーの小説を読んでいるかのようで、
なんとも幸せな気分になった。
ヒロイン、イザベルを演じるのが、
「ヒット・ガール」クロエ・グレース・モレッツ。
いつヒューゴを蹴り殺すかと、 . . . 本文を読む