映画、本、たまに舞台。

観たり、読んだりしたものの備忘録。

アーティスト

2012年04月18日 | 映画
TOHOシネマズ 梅田にて。 (監督)ミシェル・アザナヴィシウス 話の筋はとりたてて言うほどはなく、 「あぁ、やっぱりこんな感じなのね」と得心。 最後のタップには、かなり感心しましたが。 でもって、誰かが書いてましたが、 ラストは長々としたエンドロールはやめて、 「The End」で終わるべきだったでしょう。 にしても、これに作品賞ほか5部門も挙げてしまう アカデミー賞はやっぱり少々お疲 . . . 本文を読む

ドライヴ

2012年04月10日 | 映画
梅田ブルク7にて。 (監督)ニコラス・ウィンディング・レフン 第64回カンヌ国際映画祭で監督賞に輝き、 『週刊文春』での評価も高かったので 観に行くもあえなく撃沈。 いたってフツーのサスペンス・アクションにしか見えず。 もう少し夜の家業、強盗犯の逃走請負ドライバーの パートに厚みがあってほしかった。 ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガンの 注目若手コンビは○。 . . . 本文を読む

戦火の馬

2012年03月20日 | 映画
大阪ステーションシティシネマにて。 (監督)スティーヴン・スピルバーグ いったいどういう文脈でスピルバーグが これを撮ることになったのか 皆目見当がつかなかったのだが、 次回作に予定されている『リンカーン』を 見据えてのことかと得心。 馬がつなぐファンタジーといったところだが、 戦場を、鉄条網をなぎ倒しながら疾駆する姿は圧巻。 しかし馬以上に印象的だったのが、ガチョウ。 スピルバーグのこん . . . 本文を読む

メランコリア

2012年03月10日 | 映画
高槻アレックスシネマにて。 (監督)ラース・フォン・トリアー トリアー自身の鬱病経験に基づくという本作は、 「ツリー・オブ・ライフ」とも世界観を共有するが、 トリアーの過去作に照らしても、嫌な感じはなかった。 クレア(シャルロット・ゲンズブール)と ジャスティン(キルスティン・ダンスト)が 相反する構図ってのは、ありがちだけどね。 しかしなんと言っても、母ギャビー役の シャーロット・ランプ . . . 本文を読む

ヒューゴの不思議な発明

2012年03月03日 | 映画
高槻アレックスシネマにて。 (監督)マーティン・スコセッシ 「月世界旅行」で有名なジョルジュ・メリエスの逸話を 巧みに織り込んだ点が本作を上質のファンタジーに仕上げる。 その映画製作の過程を写したあたりは、 ミルハウザーの小説を読んでいるかのようで、 なんとも幸せな気分になった。 ヒロイン、イザベルを演じるのが、 「ヒット・ガール」クロエ・グレース・モレッツ。 いつヒューゴを蹴り殺すかと、 . . . 本文を読む