あえてWindows

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WMIでS.M.A.R.T.情報を取得

2007年12月22日 00時08分25秒 | Weblog
WMIでS.M.A.R.T.情報を取得S.M.A.R.T.とは、Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technologyのことです。
HDDから得られる情報をもとに、故障するまでの期間の予測などに使用されています。
S.M.A.R.T.情報を取得するソフトは有償無償、ベンダーが出しているものからフリーソフトまでいろいろあります。
ここではあえてWindowsに搭載されているWMI(Windows Management Instrumentation)を使って情報を取得します。

詳細は>こちら

Cacti for Windows

2007年10月26日 12時00分56秒 | Weblog
CactiRRDToolを使用してネットワークやサーバーの状態をグラフ化するソフトウェアです。

普通この手のソフトウェアはlinuxなどの非Windows OSを使用するのが常識ですが、あえてWindows OSでサーバーを構築する方法を紹介します。

【メリット】
・SNMPを使用せずにWindowsサーバーの監視ができる
 Windowsサーバーでは、ネットワークやサーバーの状態を取得するSNMPの機能が標準で導入されていません。(最初からSNMPを導入するように設計しておけばよいのですが、費用の面などからそういうサーバーが少ないという個人的な環境もあるのですが・・・)
 SNMPの代わりにWindowsにはWMIという機能が最初から導入されています(NT以降のOS)。SNMPを使用する際はクライアントとなるサーバーにエージェントといわれるソフトをインストールしておく必要がありますが、WMIであれば標準で対応しているのでエージェントをインストールしなくても状態を取得できます。クライアントの状態を取得する際にクライアントにログインできるアカウントが必要です。

・管理が楽?
 普段利用するのはWindowsという人にとっては、慣れたOSの方がよいと思うでしょう。

【デメリット】
・対応ソフトが少ない
 linuxなどに比べると対応するソフトウェアは圧倒的に少ないです。CactiはWindows版が用意されている数少ないサーバー管理ソフトです。

・導入事例が少ない
 ソフトウェアが少ないということは導入事例も圧倒的に少ない。設定情報を調べてもわからないことが多かったりします。また、あまり使われていないためこなれておらず、バグが多いということもあります。

情報量が少ないというデメリットをさしおいてもエージェントインストールなしで取得できるのは大いにメリットがあります。なので、あえてWindowsでサーバーを構築します。
(ルータなどSNMPに対応しているネットワーク機器についてはCactiからSNMPで問い合わせることができますのでWindowsのサーバーであってもデメリットはありません)

つづきはこちらに移行しました。