匠のブログ

床の滑り止め!
アクリル板、ポリカボネート研磨再生!
特殊フィルム等々

ポリカーボネートは、使用する場所や環境により傷み方が違います。

2023年02月20日 | アクリル板・ポリカーボネート再生

『ポリカーボネート』

一般的には再生不可能なポリカボネートでも、汚れ除去、黄ばみ除去、傷消しなどほとんどの場合は可能ですが、素材の種類によっては傷が付くと消すことが困難な場合があります。

ゴルフカートや観覧車など屋外で使用されているポリカボネートについては、山側または海側で使用されているものでは劣化、素材の痛み方が違います。

*山側で使用されているポリカーボネート

・風雨や紫外線の影響を受けて、経年劣化により表面が黄ばんできます。

*海側で使用されているポリカーボネート

・風雨や紫外線、潮風の影響を受けて経年劣化が進みます。特に潮風の影響が大きく、雨などで濡れた表面に海からの潮風が当たり、乾くことを繰り返すことの繰り返しにより、ポリカボネートの表面に悪影響を及ぼします。ポリカーボネート表面が反応を起こし、結合していた高分子の鎖が切れる事により白っぽくなり、時間の経過とともにポリカボネートの内部にまで進んでいきます。そうなると、再生は不可能になります。しかし、早い段階で研磨再生を繰り返すことで劣化速度が遅くなります。

温泉成分を含むお湯のお風呂の床の滑り止めをするのに、非常に重要な事!

2022年03月31日 | 床の滑り止め
スーパー銭湯、温泉旅館、ホテル等で温泉成分を含むお湯を使用しているお風呂の中で一部の温泉施設では、床の滑り止めを施工しようとしても溶剤が反応せず滑り止め施工が出来ない施設様がございます。

その理由としては、スーパー銭湯、温泉旅館、ホテル、旅館などで温泉成分を含むお湯を使用されている施設様に掲載されている温泉分析書内の3種の成分の総数量が分析量の○○%を超えると滑り止めの溶剤が反応しない?のです。塩酸の○○%を落としても泡ひとつ出ません。

これを知らないと、床の滑り止めを施工したとしても滑りは止まりません。

また、3種の成分のうち○○酸が多い施設様では、エフロ汚れも酷く簡単には落ちません。それは、3種の成分の内○○酸が、影響敷いているからです。

その成分に適合した溶剤でなければ対応できないのです。

滑り止めの施工している業者でも、こういう事を知らない方が多いようです。

弊社は、温泉分析書を元に、温泉成分を使用されている床材などにも対応しており、また、メンテナンス業者様が落とせないとお手上げされたエフロの除去やエフロ除去後の清掃がしやすくなるコーティング等も施工しています。

温泉成分を含むお湯のお風呂の床の滑り止めをするのに、非常に重要な事!

2022年03月31日 | 床の滑り止め
スーパー銭湯、温泉旅館、ホテル等で温泉成分を含むお湯を使用しているお風呂の中で一部の温泉施設では、床の滑り止めを施工しようとしても溶剤が反応せず滑り止め施工が出来ない施設様がございます。

その理由としては、スーパー銭湯、温泉旅館、ホテル、旅館などで温泉成分を含むお湯を使用されている施設様に掲載されている温泉分析書内の3種の成分の総数量が分析量の○○%を超えると滑り止めの溶剤が反応しない?のです。塩酸の○○%を落としても泡ひとつ出ません。

これを知らないと、床の滑り止めを施工したとしても滑りは止まりません。

また、3種の成分のうち○○酸が多い施設様では、エフロ汚れも酷く簡単には落ちません。それは、3種の成分の内○○酸が、影響敷いているからです。

その成分に適合した溶剤でなければ対応できないのです。

滑り止めの施工している業者でも、こういう事を知らない方が多いようです。

弊社は、温泉分析書を元に、温泉成分を使用されている床材などにも対応しており、また、メンテナンス業者様が落とせないとお手上げされたエフロの除去やエフロ除去後の清掃がしやすくなるコーティング等も施工しています。

滑りの原因て本当に、こんな事なの?(すごく大事な事なのに・・・)その2

2022年03月18日 | 床の滑り止め
温泉やスーパー銭湯等、温泉成分を含む施設様を利用しているお客様方が喋っているのを聞いていると、個々のお風呂は温泉成分の性質でヌルヌルして気持ちいいですね。でも、床は滑るので気を付けないと・・・

とか言っています。

人の肌は基本酸性なので、温泉に入ってヌルヌル感が有るのは、アルカリ性の温泉成分が皮脂に反応している為です。酸性の温泉ではヌルヌル感は有りません。

床が滑るので・・・

床がヌルヌルして滑ると感じるのは、タイル内部に蓄積して溢れ出ている体脂肪、シャンプー、リンス、石鹸カス等が交じり合って醗酵している汚れが原因です。こういう汚れが蓄積している浴場の中は、温泉臭と共に醗酵臭がしていると思われます。このヌルヌル感や醗酵臭等の元になっているタイル内部に蓄積して溢れ出ている体脂肪、シャンプー、リンス、石鹸カス等が交じり合って醗酵している汚れが雑菌の餌となり菌が増殖する原因になり衛生的にもかなり悪い状態です。お薦めは、しっかりした知識と技術でタイル内部の醗酵して固まっている体脂肪をメインとした汚れを出せるだけ出して、滑りを止めてヌルヌル感もなく衛生的な床にする事が重要です。

滑りを止めて体脂肪などの汚れを除去し衛生的になったら終わりではなく、その後、長く効果を維持出来るようにがコストダウンに繋がり衛生面でも維持する事が大切である。

弊社の汚れ、滑りの酷い浴場での施工例では、

①床材、汚れに適合した溶剤塗布し、タイル内部の隙間を拡げ固まって滞留している体脂肪を浮かせる。

②○○で中和処理し炭酸ガス作用を利用して、体脂肪を浮かせる。

③アルカリ性洗剤で洗浄1回目PH○○レベルで大量に吐出した体脂肪を可能な限り中和分解する。

④お湯で洗い流し防滑効果の確認をすると共に、再度浮き上がってくる体脂肪の確認をする。

⑤浮き上がってきている体脂肪の状態によって、再度溶剤を塗布する。二回目の溶剤塗布は○○ように溶剤を塗布し、

 さらに隙間を拡げ体脂肪を浮かせる。

⑥再度、○○で中和処理し炭酸ガス作用を利用して更にタイル内の体脂肪を浮かせる。

⑦アルカリ性洗剤で洗浄2回目はPH○○レベルで洗浄する。

⑧再度お湯で洗い流した後、防滑効果を確認。防滑効果は十分ではあるが体脂肪は浮いているいる。

⑨アルカリ性洗剤で洗浄。3回目もPH○○で洗浄する。

⑩再度お湯で洗い流した後防滑効果を確認。十分に効果はあるが体脂肪はまだ浮いてくる。

 弊社はこのような施工手順で施工をさせて頂いています。

 防滑施工を経験された方々は、なぜそこまでするのと聞かれますが、お客様や利用される

 方の安全安心を考えてやるこの手法が弊社の常識です。


<S-LEAD JAPAN>

滑りの原因て本当に、こんな事なの?( 凄く大事な事なのに・・・)その1

2022年03月17日 | 床の滑り止め
そもそもどうして転倒してしまうのでしょう。
目次

物理的要因
肉体的要因
まとめ
物理的要因
まず考えられるのは物理的な要因です。
①汚れや異物によるもの
滑る物理的要因は床面と脚の間に水・空気・土砂・油脂成分などが入り込むことによって摩擦力が減り、滑りが発生するためです。滑りやすい床面でも乾燥状態であれば摩擦力はあるためさほど滑りません。特に浴場やプールなどは常に水が湛えられている状態のため、水垢や温泉成分の付着や苔などの付着がしやすくさらに滑りやすくなります。

って、滑る原因をこんな感じで書いているのを見かけました。(笑)
(床面と脚の間に水・空気・土砂・油脂成分などが入り込むことによって摩擦力が減り、滑りが発生する)これが原因であれば理屈的に、日常清掃をきちんとして、土砂・油脂成分を取り除くだけでも滑る床はげきげんしますよね・・・
でも滑りますよね。なぜなのでしょう。
タイルや石の床が滑るのは、床材の組成が関係しています。
タイルや石はどうして出来ているのでしょうか?そこを考えないと根本的な原因解決にはなりません。
なぜ、床面と靴底や足の間に油脂成分が入り込むのか、その油脂成分は外の床、お風呂の床、厨房などの床でも同じなのか?・・・
それを理解していないと滑り止めを施工して一時的に止まったとしてもまた滑り出し、どうしていいのかわからなくなると思います。
実際、弊社にお問い合わせ頂いている内容の中でも他社で滑り止めをしたがすぐに滑り出したのですがなぜですか?何とかなりますかとの内容が増えています。そこで、ご説明させて頂く時に日常清掃はどうされていますか?場所は立地などを含め、どのような場所ですか?通行される人数は?
お風呂の場合は、日常清掃はどうされていますか?1日に何人ぐらい利用されていますか?利用者の1番多い年齢層は?温泉分析書を見せて頂けますか?等々を確認させて頂いてからお話をさせて頂いております。なぜこのような事を最初に確認させて頂くかというと、そこに滑る原因が有るからです。
確かに水・空気・土砂・油脂成分も関係していますが、その油脂成分成分が大きく作用しています。
まず場所を確認するのは、近くに道路や駐車場が有るのか?道路は幹線道路か車の通行量などが影響するので・・・
そこに蓄積している油脂成分は?
‎厨房ではお店は何屋さんなのか? (中華料理店、和食店、洋食店、ファストフード店か等)により、蓄積している油脂成分は?‎
スーパー銭湯、温泉など、お風呂のでは1日の利用者の人数や、年齢、温泉成分等が影響します。
お風呂の床に、蓄積している油脂成分は?
場所ごとに滑る要素の原因が違うので、滑り止め施工と言っても1~2種類の溶剤では対応出来ません。
スーパー銭湯、温泉等、施設様ごとで温泉成分が違うと溶剤も変えないと適合した施工が出来ないのです。
続きは次回に・・・