信州菊池の会ブログ

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佐久の菊池氏新事実発見か?

2016-05-05 23:46:08 | 日記

5月4日芳次会長、良巳氏と私の3人で川上村の史跡調査を行った。好天に恵まれ絶好の日和だった。

最初に樋沢地区にある吉澤家の墓地を調査した。そこで意外な発見があった。吉澤家の先代嘉人氏の書いた碑文に我ら菊池の事が書かれていた。内容は佐久の菊池の祖と言われている菊池隆広と三人の子についての記述であった。その内容は隆宏に3人の子があり嫡男隆友は広瀬に住す、次男隆行は南相木笠に住す、3男隆盛は八ナ池に住す、小池がその系列なり。というものであった。広瀬系図には次男隆行は相木に住す、3男隆照は河西に住すとあり次男と3男の住んだ場所が不明であった。今回の発見で隆行は南相木の笠(現在の加佐?)3男は八ナ池(現在の八那池?)に住んだと言う事が解った。今後さらに検証しこの碑文の基となった資料を調べていきたいと思います。

次に訪れたのは御所平地区本郷にある龍昌寺、本郷には古来より重仁親王伝説が伝わっており龍昌寺の近くに祠が祀られている。住職の由井さんの実家は代々その祠を祀ってきた家柄である。毎年5月に祭事を行っていると言う。由井さんに重仁親王にまつわるお話を伺い寺の裏手の山すそにある祠を訪ねた。重仁親王伝説については稿を改め会報に掲載したいと思います。