小栗家の采地は上野、下野、上総、下総など七ヶ所にあり、上野介の代に二百石加増され2700石であった。その采地 は次の通りである。
● 上総国武郡稲葉村(150石)
● 下総国香取郡五反田村(117石)
● 同 堀内村、大川村、田辺村(156石)
● 下野国足利郡高橋村、大沼田村(1354石
● 上野国群馬郡権田村(375石)
● 同 下斉田村(170石)
● 同 与六部村(88石)
万年元年遣米使節の功績により
● 上野国多野郡森村(56石)
● 同 小林村(100石)
大坪指方、穂穂積驚 共著『小栗上野介』によると、小栗家四代、忠政のとき、すでに2000石を領しており、寛永十年(1633)三月には500石の加増があったという。
(みやま文庫)
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