しかし、こうした会談は、「野合」協議以外の何物でもない。民主党の役員会では「2大政党の仕組みをつくろうとしている時に、国民の期待を裏切ってはならない」「大政翼賛会的だ」などの意見が続出したそうな。尤もな話である。小沢氏は「皆さんがそう言うなら断る」と述べたと言う。 テレビでは、政治家や評論家の話を、今朝流していた。それを聞くと「小沢氏が、そういう話を直ぐ断らずに、党に持ち帰ったと言うのは、解せない」と言うのが多かった。小沢氏としては、一国の首相が頼んだことを、自分ひとりの判断で、直ぐ断るのは礼儀に反する」と考えたようである。しかし、勘ぐれば、嘗ての日本新党騒ぎのように、或いはまた、社会党政権成立時のように、「首相」と言う餌を目の前にぶら下げられて、ぐらついたのかも知れない。両政権とも、結果は自民党の術中に陥って、自分達の首を絞めただけだったのである。
確かに、政府自民党は、「ねじれ国会」運営で、打つ手を見出せないかもしれない。国際社会の批判も浮「し、それが日本に跳ね返ってくることを浮黷驍フは、当然である。「だから、大連立」で、と言うは、安易に過ぎないか。連立で国会を独占すれば、「大増税」も「国防軍の大増員」も可能になる。「海外派兵」も簡単だろう。
国民の意思をどう見ているのか、長期政権に胡坐をかき、官僚は自民党に従属し、その恩恵で「天下り」の甘い蜜を吸い続けた。国民は、国民のことをもっと考えて欲しいのである。大企業が栄えることは素晴らしい。しかし、それが中小企業の犠牲の上に成り立つ構造を改めて欲しいのである。「契約社員」や「臨時職員」で、ワーキングプアーを生み出さない社会を望んでいるのだ。政権交代で、少しは希望が持ちたいのである。
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