家の前と、娘の家の横と、二か所で作業した。風で飛ばないように、湿った土をマルチの端に置いていく。畝づくりやマルチ抑えに備中や鍬を使う。更にキューり、ナス、トマトなど何個も苗を移植する。マルチに穴をあけ、如雨露で水を注ぎ、しっかり植え込む。風が強いので、ビニール棒を、支柱として打ち込む。家内が、細いビニール紐で、苗と支柱を結ぶ。作業をしている間は、上手く出来るように夢中だ。
昨夜など、本当に疲れて、逆によく眠れなかった。背中が痛むこともあるせいだ。何しろ、高齢になっていて、力仕事は無理なようだ。今朝起きて、わき腹から背中にかけて、激痛が走るのを感じた。スャNラに出鰍ッる予定を急遽変更して、鰍ゥり付けのお医者さんへ行った。血圧が高い。「どうされたのですか」と聞かれ、農作業の事を話した。「脳梗塞をされていますから、無理はいけませんね。もうじき、87歳になられるのでしょ」と言う。5月が誕生月だ。「いや、私は現在85歳ですから、5月で86歳になります」と言ったら、お医者さんは笑いながら、「今が86歳ですよ。お誕生日で87歳におなりのはずです」と、スマホで満年齢表を打ち出して見せてくれた。「1932年、昭和7年のお生まれですよね。」いやあ、驚いた。私が自分の年齢を間違えていたのだ。
とすると、来年は88歳、米寿と言う事になるわけだ。米寿は、当面の目標だ。目標が、眼前に迫った感じで、悪くはない。しかし、自分の年齢を間違えていたとなると「認知症」的だ。私の父親が米寿の祝いをした当時を思い出す。上手く足が運べず、時には「車いす」を使っていた。人間関係がよく分からず、ちぐはぐな応対もしていた。「米寿」は、めでたい長寿だが、生物的には、凄く衰えて来る時なんだなあ、と思っていた。お医者さんの言うように、農作業は楽しいが、「矢張り年齢を考えて、無理をしないことが、大切」と思い知った。お医者さんの呉れた鎮痛剤で、痛みは治まりつつある。有り難いことだ。
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