ベルサイユのばら。

ここのところ、毎日、NHKハイビジョンでは、[ベルサイユのばら]公演の録画を、見せている。一昨日は[花組」のもので、大浦みずき、ひびき美都、真矢みき、朝香じゅんなどが、フェルゼンとか、マリーアントワネット、とかに扮して、熱演していた。昨日は、[月組」の涼風真世と、天海祐希が、オスカル、アンドレになって、悲しい恋物語を繰り広げていた。華やかな衣装、絢爛たる舞台、美しい歌声は、さながら、宝塚大劇場で、観劇している雰囲気だった。

年甲斐もない私の[宝塚]好みが、隔世遺伝したのだろうか、まだ保育園へ通っている孫娘も、[ベルばら]が大好きだそうだ。いつもは「美少女戦士・セーラームーン」などのDVD漫画を見てるのだが、この２，３日は[ベルばら]一筋だと、娘が笑っていた。

この[ベルばら]は、歌舞伎で言えば、[忠臣蔵]に匹敵する演目になった。役者を替え、場面を色々替えて、次々上演しても、大当たりを取ると言う。原作者池田理代子さんの漫画[ベルサイユのばら]は、覗いたこともないが、当時の少女達には、熱狂的に読まれたそうな。大俳優、故長谷川一夫さんも、嘗て、演技指導をしたことがあるとか。今や、宝塚の古典的出し物なのである。