逗子海岸における水上バイクの問題については数年前から取り組んでいます。
以前にもブログで書きましたが、逗子海・浜のルールブックの改訂、禁止エリアを分かり易くする、周辺マリーナへの周知徹底、海上保安庁へのパトロール依頼等、様々な対応を市当局や関係団体の協力を得ながら取り組んできました。
東京都の東京都水上安全条例を引き合いに出しながら行政と検討も重ねています。
逗子海水浴場の運営に関する検討会においても地域代表の方から何度も水上バイクの騒音を何とかして欲しいとの意見が出されてきました。
今年も水上バイクの暴走を無くすために水上バイクによる海上警備の予算を確保し実施しています。
そして今夏、明石市の海岸での水上バイク暴走の動画が撮られ、多くのマスコミが取り上げ注目されている中で、8月21日逗子海岸にて私が水上バイク暴走の動画を撮りました。
動画にあるような暴走行為は決して珍しいことではなく、この日も、入艇時に徐行運転をしなかった為にこのグループには海上警備が注意をしています。
動画撮影時には、逗子海岸に水上バイクで来た2人組に「(動画を)撮れ撮れ。」と大きな声で私の後ろを歩いて行きました。
逗子海水浴場では禁止されている入れ墨を露出していましたし、動画の同じグループかとも思い、身の危険を感じながらの撮影でした。
そういった経緯があるのですが、こちらの雑誌のサイトでは
との掲載。
明石市の動画があったからこそ、普段の迷惑行為が多くの方の知ることになり、私も偶然撮れたのでアップし問題を共有しました。
私が「悪意ある撮影」をした者ともとれるこの記事には心外ですし、断固抗議します。
逗子海岸において「悪質な水上バイク」が「善良なジェット乗り」より多いと感じているのは私だけではないと思います。
専門誌であるならば、撮影の有無でなく、困っている市民や行政と協力しマナー啓発等によって「悪質な水上バイク」を無くし「善良なジェット乗り」を増やす努力をすることを望みます。