逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

第11回 逗子海水浴場のあり方検討会

逗子海水浴場のあり方検討会に逗子7丁目東自治会顧問として出席しました。

今日は条例施行規則で定められてる、海の家の営業時間と音楽について話し合いがなされました。

海の家の営業時間は現在は午後6時30分まで、音楽は楽器、拡声機又は拡声装置を使用して音又は音声を出すことを禁止しています。

海岸組合は営業時間は21時まで、音楽は遊技場部の営業は本年度は休部、ライブハウス型店舗の出店は受け付けないが、砂浜の海水浴客に強制的に耳に入らないようにして店内音楽(BGM)を認めて欲しいとの意見。
その主張に伴い「ルール遵守における仕組みと営業時間、音楽について」を提出しました。

複数の委員の方は「条件付きでの緩和」の意見を述べました。

私は、「ルール遵守における仕組みと営業時間、音楽について」は評価するものの実効性については疑問が残るし、提案の新しさは無い。1年ちゃんとやったから来年は組合の主張を全部受け入れますとは言えない。最低でも複数年、気持ち的にはこれまで10年騒音に苦しめられてきたのだから10年は現状でやってもらいたい。よって、現状維持である。旨の意見を述べました。

私が現状維持を強く主張したからだと思いますが、他の委員から「声の大きいものの意見ではなく、アンケート結果では現状維持4、条件付き一部緩和7、緩和7なのだからそれを尊重しろ。」との意見が出されました。

ここで、市民の中にもこれまでの近隣住民の苦しみが伝わっていないことに気が付かされました。
安易な妥協であったり、体裁を考えて意見を言わなかったことによって被害を受けるのは近隣住民であって、それ以外の人には実感がわかないのでしょう。残念です。

ただ、この会は議論をして営業時間や音楽が可能かどうかを一つに決める事は既に諦めていて、出された意見を全て併記することが決定しているので後は、市長が責任を持って判断すれば良いことです。

座長も規制緩和寄りの意見を述べまとめに入りましたが「新年になってから晴れの日が続き、富士山が見え、多くの人が逗子海岸に来ている。こういった素晴らしい環境にいることに感謝して、波の音が聞こえるファミリービーチにしていきたい。」との発言には誰ひとり反対する物はいないでしょう。

また、逗子警察署地域課の方の発言がとても興味深くこれからのあり方に参考になります。

「営業時間を議論する際に、原点を考えて下さい。
海水浴場は遊泳者の為が基本であり海の家は付随設備であり、だから更衣と軽飲食である。
一昨年殺人事件があった。周辺の方々が迷惑を被っている。
警察もパトカーで延べ500名が回った。
営業時間を延長して海の安全を守るのは誰ですか。
遊泳時間を考えて下さい。
ブラックをは異常する姿勢を貫いて下さい。

逗子市での刑法犯認知件数
平成25年は340件、平成26年は250件、90件減はほとんどあり得ない。
神奈川県で一番少なく津久井署と同じ。
一番の要因、静かになれば犯罪は減る。」


活性化か安全か?
単純に2択は出来ませんが、
どちら一番重視するのか?は誰でも出来ると思います。









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