風紀が乱れ、治安が悪化した逗子海岸を本来の姿である波穏やかなファミリービーチに戻すべく、「安全で快適な逗子海水浴場の確保に関する条例」を改正し規制を強化する条例改正案が現在議会で審議され、総務常任委員会で全会一致で可決されました。その際、海岸組合とも協議の場をつくり、協力を得られるよう努めるよう決議し、市・議会は海岸組合と歩寄る姿勢を示していました。
しかし、今回の海岸組合の一方的な提訴によって信頼関係はもろくも崩れ去り、これまでのような協議の場は裁判以外に無くなりました。
逗子市が海水浴場を設置することにより海岸組合は県から占有許可を認められ海の家を建てる事が出来ます。
なので、海岸組合が「条例を守らない」との姿勢を示しているために、市税を投じて海水浴場を設置することが困難になりました。
この10年の経過や変化に伴い市民の声を聞き、規制強化を求めてきた私にとっては残念であり、6789名の署名が集まった「海の家でのライブハウス営業及びクラブ営業の全面禁止を求める請願」を反故にする海岸組合の姿勢は理解出来ません。
逗子海岸は逗子市民の為にある大切な場所です。市長の「市民の安心安全が第一」は正にその通りであり昨夏の逗子海岸の状況を見ている市民誰もが異を唱えません。
また、読売新聞によれば
「逗子海岸の管理者は県知事で、市に管理権限はない」って海水浴場設置者は逗子市ってことを忘れてるのでしょうか。
「改正条例制定の差し止め」もまだ制定されて無いんですが・・・。
26日の本会議での各議員の採決の判断が裁判によって変わると考えているのでしょうか。
逗子市は「訴状が届いていないので、コメントは差し控えたい」
って読むと「おいおい、弱腰?」と感じると思いますが、本当に何の連絡も無いので記者からの情報だけをもってコメントするような曖昧なことは出来ません。
逗子市は全面的に海岸組合を争う方針です。
市民が望む逗子海岸の姿を取戻すために、市民一人ひとりが海岸組合の提訴に対して市の方針を支持することが一番大切と考えます。
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