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逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

高機能消防指令システム整備事業完成披露式

市議会議員向けに逗子市消防本部の高機能消防指令システム整備事業完成披露式が行われました。



消防指令システムは全国的に5年ごとに部分更新と全部更新を繰り返して行っています。

令和5年度は全部更新の時期であり、今回の高機能消防指令システムが整備されました。



特徴は5つ

・直近指令機能として、各車両に搭載しているAVM(車両動態システム)を更新し、車両の現在位置を把握し、災害現場から一番近い場所にいる部隊に指令することができる。

映像通報サービスとして、映像通報サービスを導入し、通報者のスマートフォンを活用し、現場の映像を確認しながら通報を受けることができる。
市民の皆様にとってはこれが一番大切だと思います。



・動画伝送システム(ウェアラブルカメラ4台、ドローン用1台)を導入し、通信指令室等で現場の状況を確認できる。


・OAシステム(事案管理システム)を導入したことにより、入電時の情報から帰署後の報告書までの情報が一元化され、報告書の作成に必要な入電時の情報が自動で反映され、救急隊にはOA専用のタブレット端末を配備し、帰署途上で報告書作成に必要な情報を入力することが可能となり業務が効率化。

・大型で高性能なドローンの導入。3機目のドローンは救命浮環等の物件投下機能、高性能カメラ(約200倍ズーム、熱画像、レーザー距離計)、避難誘導等で活用するスピーカーを搭載。




指令室には119番を受ける指揮台が3台あり、1台当たり2件の対応ができることから最大6件の通報に対応できます。
7件目以上になると保留となり、電話が空き次第、順番に通話出来るようになります。

119番通報は年間6,000件あり、高機能消防指令システムの整備によって災害・救急情報を一元し、迅速かつ確実な対応を行うことが期待されます。


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