令和4年第1回定例会も今日が最終日。
桜逗会館の指定管理者を決定する「議案第5号 逗子市地域活動センターの指定管理者の指定について」の採決が行われました。
採決前の討論では、以下の反対討論を行いました。
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只今議題となっております、「議案第5号 逗子市地域活動センターの指定管理者の指定について」自民党逗子市議団を代表して、反対の立場で討論に参加致します。
今回提案のあった逗子市地域活動センターは桜逗会館と池子会館です。
本来であれば昨年の令和3年第4回定例会で提案されるのもが、桜逗会館については運営が当時の代表者である三根テル子氏に偏っている事を指摘し改善を求めたものの行政の求める改善提案がされなかったために見送られた経緯があります。
この間、桜逗会館運営委員会の代表者である三根テル子氏については、桜逗会館を自分が当時の市長に建ててもらった。別宅などと呼びあたかも個人の所有物であるかの如く振る舞い、気に入らない方や団体に対しては、貸さないなど、問題が絶えず、私はこの間一般質問や委員会審査において指摘してきましたが担当所管は問題を認識してはいるものの、改善にはいたりませんでした。
今回、担当者の努力によって一番懸案だった代表者が交代することにはなりましたが、メンバーとして残るだけでなく息子もメンバーに入っているのは数年後に元に戻るのでないか不安です。
利用受付けは前代表者でない方が受付を行うものの、利用料金の支払いでは対面徴収の場合は三根氏に払わなければならず、新たに新設する銀行振り込みは1200円の利用料に対して振込手数料が220円から400円程度を利用者が負担しなければならず、通常の利用料金で利用するためには三根氏への対面徴収しか選べないのは、何の解決になっていません。問題を解決するのであれば振込手数料は利用料金から割り引くべきです。
委員会審査において、「前代表が対面受付けや対面徴収を行うのであれば、問題は解決しないのではないか。」との質問に対して、「これまで利用してきた方は不便を感じていない。」との答弁は全くもって事実誤認です。これまで利用してきた方は桜逗会館を利用したいから、三根氏の人を侮辱する話や同じ話を何十分も玄関口で聞かなくてはならないのです。これは不便を感じていないのではなく我慢しているだけです。
そして、一番の問題はこうした改善点を話し合う場に、関係のない松本寛議員が同席したことです。委員会での指摘で明らかになったように、担当所管は当時の代表である三根テル子氏だけを呼んだのです。
にもかかわらず、改善を求める場に、無関係の議員が同席すれば何らかの圧力があったとみなすのが一般的であり、この行為については1月26日の議会運営委員会で副議長より松本寛議員に対して「逗子市議会議員政治倫理条例に照らし合わせて、誤解を受けるような言動を以後慎んでください。」と注意を受けています。
以上の理由で、三根テル子氏が引き続き対面受付けや対面徴収を行う、桜逗会館運営委員会が指定管理者として桜逗会館を管理することは認めることは出来ません。
よって、本議案に反対するものです。
同僚議員の皆様、多くの市民が困っている桜逗会館の現状を改善できるのは皆様です。
ぜひとも、私の考えにご賛同いただき、正しい判断を下すことを心からお願い申し上げ、反対討論といたします。
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採決の結果、賛成多数で議案第5号は原案の通り決定しました。
力及ばず残念です。