紫雨の空の下で

ひとりごと

思春期の照れ

2023-12-19 23:18:02 | ひとりごと

近くの中学校の校内放送が
流れて来た。
「インフルエンザが
流行っているので
気を付けて下さい」

気を付けます。
ありがとう。

放送部の生徒さんだろうな。
ところどころ聞こえなかったんだけど
最後に「放送部の〇〇でした」が早口になっていた。

自分の名前を言うときの照れかな。
放送内容は放送部らしく
ちゃんと伝えるけれど
放送部員から1人の生徒としてのスイッチが変わる時が
恥ずかしいってわかるなあ。

中学生の頃
自分のことを話さなかったから
先生が生徒会に入れてくれた。
嫌だったけど、先生が心配して
くれているのがわかったので、
黙って入った。

文化祭の時、先生に
「最後に閉会の挨拶をしなさい」と急に言われて恥ずかしくって
「これで文化祭は終わりです」
しか言えなかった。
生徒会役員になりきれなかった。
スイッチは入らなかった。
やっぱり好きで生徒会役員に
なったわけではないから。
みんな「それで終わり?」って
顔をしていた。

生徒さんは好きで
放送部に入ったのかな。
きっと将来の糧になるよね。

僕はスイッチが入らなかった事が逆に良かったんだと思う。
大事な場面では
任せられた役割として
話さなきゃならないって
良くわかったから。


2枚目の写真は植物公園の
スズランノキです。
名札があったたから
間違いないです。

じゃあ、またね。