手賀沼詩情2

2018-11-27 07:42:28 | 旅行

あたかも美しい手賀沼の情景が浮き立ち、青空が雲☁の切れ目から 姿を現したかのように私はこの詩集を書いている。 今日はこのような詩が頭を横にかすめた。  

 夕焼けも遠くに霞む手賀の沼

 信号を渡って見れば木立あり向こうに見える手賀の沼

 何気なく歩いて見つける夕景色水辺に映るシルエットの影

 

  たわむれに我孫子の里の手賀沼に何か求めてただ歩きつつ

     人生の休みに届くこの歳に手賀沼の水はいつも静けき

  夕暮れに湖畔にたたずむボート満ちきらめく光映えわたる

  さもあれば夕暮れ時の鳥の立ついずこぞ空へ飛び去りぬ

  暑熱の真夏の時を乗り越えて今はや冬の霜景色

 

   美しい夕日の中の手賀の沼の静かにさざめく波輝く

 夕闇も湖畔の陰にうっすらと忍びいてまだ明るさの影は残りぬ

 有終の年の瀬いまは静かなり湖畔の庵人の影なく