SHORGE CLOONY

日記やら音楽ネタやら

DAFT PUNK - INTERSTELLA5555

2004-10-11 | 音楽レビュー
フレンチ・ハウスを世界へと拡げたDAFT PUNK。彼らの2ndアルバム『ディスカバリー』を丸ごとアニメーション化したものが、この『インターステラ5555』。『5555』は『The 5tory of the 5ecret 5tar 5ystem』って意味らしいです。

そして、アニメーション化したのが『宇宙船艦ヤマト』や『銀河鉄道999』の松本零士。ハウス、テクノ好きの日本人にはたまらない夢のコラボだ。

『ディスカバリー』からシングルカットされた『One More Time』『Aerodynamic』『Digital Love』『Harder,Better,Faster,Stronger』の4作品のPVを見たとき、4つのPVは1つの繋がった物語があり、更にこの話はまだ続きがあることを匂わせていた。

しかしその後、アルバムの全14曲、約60分にもおよぶアニメーションが完成し発表されたのは驚きだった。
この『インターステラ』はさらに映画作品としてカンヌ国際映画祭にも出品された。

基本がPVとなっているため作品中には一切セリフがない。ダフトの音楽にあわせてアニメが淡々と進んでいくだけだ。
でもそれだけで十分楽しめる。普通の映画以上にワクワクして見れるし、感動する。

音楽、アニメと2つのジャンルの素晴らしいコラボ作品。これを見ないと一生後悔するぞ!!

PV試聴*注意:PV試聴の際は『One More Time』『Aerodynamic』『Digital Love』『Harder,Better,Faster,Stronger』の順で見てください。
ダフト&インターステラ情報

Fatboy Slim - Palookaville

2004-10-03 | 音楽レビュー
遂に9/29に4年振りとなるニューアルバムが発売されました!!

4年も経ったせいか、まず前作『ガター・アンド・スターズ』とは違った印象を受けた。
一通り聴いてみて真っ先に気付いたのは、ダンス・トラックが減りヴォーカル・トラックが主となる構成になっていることだ。
そして、ファットボーイお得意のビッグ・ビートはやや控えめになっている。

でも流石はノーマン・クック。ヴォーカル・トラックもイイね、一味違う
全体を通してサイケなヴォーカル・トラックが多いので、前作までのノリノリで聴く感じよりは、ゆっくりと落ち着いて聴ける。
サイケデリックってことで60s'のヒッピーってイメージがするね。ジャケもそんなイメージで作ったのかな。

トラック紹介をすると、
1.Don't Let The Man Get You Down 
いきなりこれがサイケな感じ満点ですね。今までのファットボーイらしさをちょっと出しつつも、このアルバムはちょっと今までと違うなって思わせてくれるオープニングだ。
2.Slash Dot Dash 
一転、これはファットボーイ節炸裂!!もろにビッグ・ビート。踊れます。
3.Wonderful Night 
素晴らしい夜だ、さあ飛び出せ。って歌ってる通り、週末の夜に遊びに出かけるときは正にこんな気持ちですね。軽い感じの曲で、ノリノリって言うよりはウキウキ。
6.Mi Bebe Masoquista 
このトラックは一番このアルバムの特徴が出てる気がしますね。今までの曲調とこのアルバムで見られる新たな曲調がうまく混じり合っている。
9.The Journey 
ファットボーイには珍しく生演奏が前面に押しだされる曲。これはある意味、新鮮。
12.The Joker 
ヴォーカルが素晴らしいラブソング。ブーツィー・コリンズって人がヴォーカルらしい。しかし、ラブソングとはこれまた珍しく、そして新鮮。

久々にファットボーイのオフィシャルHPを見たら、MUSIC VIDEO view all fatboy slim videos here soonって書いてありました。もうすぐっていつだ~。楽しみだ~。

オフィシャルHP
オフィシャルHP(日本語)
試聴@launch
試聴@blastro