２０２４年の為替相場
■みずほ証券は昨年末時点で円高を予想していた。要因はアメリカの景気後退。年末には１２０円台に到達すると予測しているが、現時点ではあたっていない。
■三井住友DSアセットマネジメントも４月の金融政策を皮切りに円高が緩やかに進行すると予測していた。こちらも要因はアメリカの景気後退による日米金利差是正。現時点ではやはりあたっていない。
■マネックス証券は４月、円安要因をアメリカの景気が思った以上にいいのと、さらにそれだけでなく円安バブルの現状があると説明した。その要因は投機筋の円売りだが、為替介入によるバブル崩壊後、円高が進むと予測する。これも現時点では少し違うだろう。
■ブルームバーグの最新の調査によれば、アメリカの投資家たちの間では、自国の経済について前向きになってきており、景気の見通しを良くした投資家の割合はこの半年で３％から５５％に上昇したようだ。
