強さと・・・。

その　真っ直ぐな気持ちが
少しだけ　苦しくて
あやふやな笑顔で　いつもあなたを
困らせてばかりいた

本当は　すぐにでも
その胸に　抱かれたいと
想っていたのに

何に　迷い
何を　戸惑っていたんだろう

すべてを　無くした　今　気づいた


同じ想いでいれた　奇跡


ほんの少しだけ　勇気があったなら
心から　信じることができたら・・・
離れていくことも　無かった


眠れない夜に
二人で見た　星に　今　祈ろう
大切な人を失わない強さを
切なく想う　愛しさを


君の　言葉が
記憶の奥で　霞んで
そして　消えていく・・・。

救い

たとえ奇跡がおきて

いつの日か偶然

アナタに 会えたとしても

ワタシは アナタを

救うことができない


アナタは ワタシを

救おうとも思わない


そんなこと

ずっと 昔に

気づいていたはずなのに・・・


それでも

ワタシは

アナタを・・・


求めてる


愚かしいほど

狂おしく

アナタを

求めてる


・・・ただ　アナタに 会いたい

少しだけ。。。

あなたのいる　あの空へ

わたしは　まだ

逝けないよ

きっと　心の　どこかで　

生きたいと　願っているから・・・

だから

少し　待っていて

あと　もう少しだけ

ただ・・・

この心が 壊れてしまう前に

あなたに会って 伝えたい

この身体が消えてしまう前に

偽りのない 言葉を

ただ・・・愛してる・・・と

本当は

本当は もう 切りたくない

こんな中途半端はことなんて したくない

なのに・・・

気がつくと カミソリをにぎりしめ

泣き叫び　血を流し続けている

そして 私は・・・

・・・消えて逝く・・・。

日常

・・・朝

朝起きて　むくんだ顔にげんなりしつつ

着替えをし　メイクする

バイクで出勤

自分を偽り　客と会話

・・・休憩

何も食べる気にならずに

煙草の煙だけを吸いこんで

重たい身体を誤魔化しながら

また　仕事へと戻る

・・・夜　

だるい身体で　酒を買い　帰宅

空っぽの胃に　酒と薬を流し込む

それでも眠れず　リストカット

　　　　　　　　　　　　　　それが　私の　日常

消滅

消えてしまいたい

抱えてきたものを

全て投げ捨てて

１人　静かに

消えていきたい

偽り

心から　素直に笑えたのは
いつだっただろう

素直に　愛してると伝えられたのは
遠い　昔

今はもう　偽って　生きる事しか出来なくて

本当の　自分を
なくしてしまった

カミソリ

剃刀を手に持ち
力を込めて
腕にあて
思い切り引いてみる
開いた傷から
滲み出てくる赤い液体
体の中を流れるとても綺麗な褐色の血
この色だけが唯一　生きている証だった
無意味なことだと知りながら切り続け
何も変わらないと気づいていながら血を流し続けた
腕に残るたくさんの傷痕
今はもう意味など持たず ただ存在するだけ
今の私のように

愚かな傷跡

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　切らなくても
　　　　　　　　　　　　　　誰かは　傍にいてくれる

　　　　　　　　　　　　　　　　腕に傷がなくても
　　　　　　　　　　　　　誰かは　気にして愛してくれる

　　　　　　　　　　そう　信じて疑わない　あの小さな　女の子

　　　　　　　　　　　　　　傷を隠して　普通に振舞う
　
　　　　　　　　　　　　　　　馬鹿で愚かな　今の私