ひと口にクマといっても、実はいくつかの種類に分けられています。
その中の1つに、血行不良で現れる「青クマ」があり、多くの女性が悩まされています。
目周りの血行が悪くなると血液が青黒くなり、それが皮膚から透けてクマとして現れてしまうのです。
目の下に青クマができると、疲れた印象やオバサン顔に見えてしまいます。
セルフケアをしても改善が難しい場合には、上手にメイクをしてカバーしちゃいましょう。
そこで今回は、厄介な青クマを上手にカバーする、とっておきのメイクテクニックをシロノクリニック総院長 城野親徳がご紹介します。
青クマをカバーするメイクテクニック3つ
1.「コントロールカラー」で青クマを隠す
コントロールカラーとは、肌の色を調整するためのメイクアイテムです。
青クマが気になるときは、反対色のオレンジのコントロールカラーを使って、青黒さをぼかすのがポイントです。
<コントロールカラーの使い方>
まずは普段から使用している化粧下地を薄く肌に伸ばします。
そのあとオレンジのコントロールカラーを青クマの部分に伸ばし、最後にファンデーションで仕上げましょう。
コントロールカラーの中には、化粧下地も兼ね備えているものがあります。
その場合はスキンケア後の肌に直接コントロールカラーを塗り、ファンデーションを重ねるだけでOKです。
2.「コンシーラー」で青クマを隠す
あらゆる肌トラブルのカバーに活躍してくれるコンシーラーは、青クマ隠しにももちろんぴったり。
コントロールカラーと同じく、オレンジ系を選びましょう。
また、できるだけ柔らかいテクスチャーのコンシーラーを用意するのもポイントです。
目の下はよく動く部位なので、密着度の高い柔らかめのコンシーラーを使って崩れやヨレを防ぐことが大切です。
<コンシーラーの使い方>
①オレンジ系のコンシーラーを青クマが目立つ部分に乗せる
②薬指の腹を使い、下から上へと叩きながらコンシーラーを広げる
3.チークで青クマを隠す方法
赤やオレンジのチークを目の下に使うと、色の補正効果によって青クマを目立たなくできます。
ポイントはチークをほんの少しつけて、しっかりぼかすこと。
コンシーラーとあわせて使用すると、青クマを隠す効果がより高くなります。
<チークの使い方>
①ベースメイクを終えたら、コンシーラーで青クマをカバーする
②赤もしくはオレンジのチークをブラシにとり、一度手の甲に乗せて量を調整する
③チークを目の下に乗せ、ブラシで丁寧にぼかす
頑固な青クマに悩んでいる場合には、今回ご紹介した3つのテクニックを併用するとさらにカバーの効果が上がります。
オバサン顔を防ぎ、パッと明るい目元を手に入れるためにも、ぜひ試してみてください。