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吹く風ネット

オーブンシャ

これはいつ頃の日記だったろうか?


「落ちこぼれの歌」

オーブンシャのいう通りにしても、
成績は伸びなかった。
一夜漬けを教えてくれなかったからだ。

オーブンシャのいう通りにやって、
計画書作りが嫌になった。
しかし「就寝」という言葉をこれで覚えた。

「赤尾の豆単」のかわりに、
「チビっ子猛語録」を読んでいた。

オーブンシャの中間・期末対策は、
ぼくらの学校の範囲とは違っていた。

「ラジオ講座」の時間帯は、
朝鮮語放送の声のほうが大きかった。


 むかし使っていた日記ノートに書いてあった。すべて旺文社の批判だ。

 現在あるかどうかは知らないが、ぼくが学生の頃は「○○時代(旺文社)」と「○○コース(学研)」という雑誌があった。ぼくは「時代」のほうをとっていた。
 小学生の頃はろくに勉強もせず遊んでばかりいたので、それを反省したのか、「勉強しよう」と心に決めて中学に入学した。しかし、それまで勉強したことがなかったため、勉強のやり方がわからない。そこで、その勉強のやり方を「時代」に求めたのだ。
 そこには、読者の勉強の仕方を色々と紹介していた。
「そこに書いている通りにやればうまくいく」
 そう思ってそれに頼ったのが失敗の元で、結果、上の愚痴に繋がっていくのだった。

 高校に入ってからも「旺文社」には拒否反応を持っていて、半ば強制的であった「旺文社模試」は3年間一度も受けたことがなかった。

「オーブンシャ」、今でも嫌な響きである。


一応、こういうのも聴いていた。が、いつも眠っていた。


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コメント一覧

しんた
@meranmeran21 西風さん、こんばんは
ぼくは、中一時代4月号の付録が良かったから、そちらを選んだんだと思います。
どちらかというと、優等生の本でしたね。ぼくには難しすぎた。
コメント、ありがとうございます。
meranmeran21
おはようございます。
懐かしいですね。
ワタシは一つ違いの弟がいますから、
どっちが忘れたけど、ワタシが時代
で弟がコースだったかな?
懐かしい記事に感謝です😆😆
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