吹く風ネット

(1)
 今年はまだ鶯の声を聞いてない。例年だと山から下りてきて、春を告げてくれるのだが。今年は寒かったり暖かかったりで気温が定まらないので、里に下りてくるのを躊躇しているのだろうか。
 そういえば、今年はまだ沈丁花の匂いもしてこない。
 鶯といい、沈丁花といい、春はまだ先なのかなあ?

(2)
 鴬といえば、県産筑後の酒に『庭の鶯』というのがある。
 ぼくは以前、大手の酒ばかり飲んでいた。ある時酒を近くの酒の専門店買いに行った時、その横にその『庭の鶯』が置いてあった。
 マンガ『夏子の酒』でその存在は知っていたのだが、実際にお目にかかるのはその時が初めてだった。そこで、急きょ大手物を買うのをやめ、『庭の鶯』を買って帰ったのだ。
 飲んでみると、これが旨い。ということで、それ以来酒は『庭の鶯』にしている。

(3)
 古来から、日本人は法華経を深く信仰してきた。そのため、鴬の鳴き声は「ホーホケキョウ(法、法華経)」となっている。
 これを仏教の影響のない国の人が聞いたら、何と聞こえるのだろうか?
 犬の鳴き声のような簡単な鳴き声も、その国その国で違っているようだから、鴬のような複雑な鳴き声は、かなり違ったものに聞こえるに違いない。

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