吹く風ネット

無粋(上)

【飲む】
飲むほうは得意である。
あ、いや、得意であった。
最近は飲む回数も減ったのだ。
以前は、週に何回か飲みに行っていた。
が、最近は年に数回しか参加していない。
たまに参加する飲みごとも、前は「朝までやるぞー!」と勇ましく吠えながら、酔いつぶれるまで飲んでいたものだが、今では飲んでいる最中に「○時までに帰れば日記が書ける。それまでに帰ろう」と、帰る時間を気にするようになった。

もちろん二次会は、なしである。
昔のぼくを知っている人からすれば、えらく面白くない存在になっているはずだ。
「しんた、前みたいにグデングデンになるまで飲もうやないか」
「悪いけど、今日は帰る」
「ちょっと二次会につき合うくらい、いいやないか」
「いや、二次会に行くと、ブログを書く時間がなくなる」
「ブログ?一日くらい休んだっていいやないか」
「だめ、一日も休めん」
「ブログと言ったって、そんなに時間はかからんやろう?」
「そんなことはない。いつも悪戦苦闘しよるんぞ」
「いいやないか。行こう」
「おまえ昔、○○やったやろ?あの事件をブログで暴露していいなら、行ってもいいぞ」
「・・・」
ということで、ぼくは現在、つき合いの悪い男になっている。


【打つ】
打つほうは前にも書いたことがある。
北九州市はギャンブルの街である。
中央競馬場が一つ、競輪場が一つ(二十年ほど前までは二つあった)、競艇場が一つ(隣接する市町を含めると三つ)、あとは無数のパチンコ屋。
ぼくの家を中心に見ても、車で15分以内のところに競艇場が二つと大きなパチンコ屋がいくつもある。
そういうこともあって、よく人から聞かれることがある。
「しんたさんはギャンブルしますか?」である。
ぼくはギャンブルが好きではないので、当然やることもない。
だから、「しません」と答える。
それが意外なのか、たいてい相手は、「好きかと思いよった」と言う。

生まれてこの方、馬券を買ったことは一回しかない。
それは東京にいた頃だった。
1978年の有馬記念だったが、何も好きこのんで買ったわけではない。
ある友人が馬券を買いに行くというので、そこにいた人たちが「じゃあ、おれもの買ってきて」と頼んでいた。
最初ぼくは無視していたのだが、友人の一人が「しんた、これ絶対当たるから買っとけよ」と言うので、絶対当たるならということでお金を出した。
が、もちろん外れた。
ということで、競馬には縁がないと思い、それ以来、買ったことはない。

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