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吹く風ネット

 昨日の『漢字を発明したのは日本人だった!』ではないが、漢字を見ていると、時々「はて、こういうものが中国にあったのか?」「これは日本の文化ではないのか?」という文字にお目にかかることがある。その代表が『開』という文字である。
『開』、漢字源の解字では『門のかんぬきを両手ではずして、門をあけるさま、または「門+幵(平等に並んだ姿)」で、とびらを左右平等にひらくことを示す』となっている。

 ちょっと待ってほしい。この解釈は、どうもこじつけのような気がしてならない。門の中にあるのは、平等に並んだ姿となっている。その並んだものは扉だといっているが、扉が平等に並んでいるのなら、それは閉じているということになりはしないだろうか。閉じているものを、どうして開くと読ませるのだろう。

 ぼくが思うには、門の中にあるのは、平等に並んだ姿でも何でもない。日本人なら誰でもわかることだが、あれは鳥居である。
 門というのは、すなわち神社の入り口に配置された、狛犬や旗のたぐいである。そこを通り過ぎると鳥居がある。そこから先は、神域である。
 つまり『開』というのは、神域の開示を表した文字なのである。

 神代文字で解釈する方法もあるだろうが、神代文字を知らないぼくたち素人には敷居が高すぎる。こういう身近なところから、「漢字を作ったのは日本人だ!」という証明が出来ないものだろうか?もしそれが出来たとしたら、日本の、いわゆる謎の古代史も開示されると思うのだが。

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