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■竹と人間の壮大な営みを浮き彫りにするロードムービー!

2013年09月14日 14時14分14秒 | 雪駄(雪踏)信太表(しのだオモテ)

竹皮を編んで作る履物、雪踏(=雪駄=せった)。江戸時代、信太オモテとして名がとおているほど、有名な産地でした。実はこの映画でも江戸時代の話として取り上げられています。


http://blog.zaq.ne.jp/m471560/article/131/

から転載

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竹と人間の壮大な営みを浮き彫りにするロードムービー!
竹は、時をつなぎ、わざをつなぎ、人と人とをつなぐ
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■映画「タケヤネの里」上映と監督講演
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【日時】平成25年(2013年)9月29日(日)
 午前10時から正午(上映のみ)
 午後1時30分~4時30分(上映と監督青原さとしさん講演)

【場所】和泉市立人権文化センター1階大会議室
【参加費】無料
【定員】200人
【申込】不要です。


[主催/会場/問い合せ/申込先]
ゆう・ゆうプラザ(和泉市立人権文化センター)
〒594-0023大阪府和泉市伯太町6-1-20(1階資料室)
JR阪和線信太山(しのだやま)駅から200M
<TEL/FAX>資料室0725-47-1560

 

 

→上映作品情報

『タケヤネの里』公式サイト
http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/takeyane/index.html

 


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■『タケヤネの里』
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~ 日本中の山々に、この地球温暖化ではびこり、放置されて
 いる「竹」 その「皮」がこんなにも深い文化を作り出し、
 しかも世界につながっていたのか、と驚嘆した。~
        -鎌仲ひとみ(ドキュメンタリー映像作家)


『土徳-焼跡地に生かされて』の監督・青原さとしが、
『藝州かやぶき紀行』についで旅日記形式で構成する
              映像遊覧記シリーズ第二弾!

映像作家・青原さとしが、久しぶりに訪ねた旧知の友人・
前島美江さん。なんと 彼女は群馬県高崎市の伝統である
「竹皮編」の技を磨き、群馬県の伝統工芸師に までなっていた。

竹皮編とは竹の皮を使って、パン籠やペン皿などの工芸品を作る
技で、昭和初期、ドイツから亡命してきた建築家のブルーノ・
タウトが高崎周 辺に普及した技術であった。

元々江戸時代から続いてきた「南部表」の技を洋風に展開した
ものである。前島 さんはそれを継承し、群馬県ではたった一人
の伝承者となってしまった。

この竹 皮編の原材料である竹皮は、カシロダケという福岡県
八女市星野村、黒木町、うきは市にしか生えていない、全国
でもまれな竹の皮を使っている。美しく白い皮 が特徴的で、
江戸時代以前から包装用や高級雪駄、こっぽり、草履、本ばれん
など様々な生活用具に利用され、日本全国に出荷されてきた。
しかし竹皮、竹材の 需要の激減、竹林農家の人たちの高齢化
などに伴い衰退の途へと進んだ。

そして 2006年、この状況を打開しようと前島さんは、東京、
福岡などの都市生活者を呼びかけ、地元の人と一体となり
竹林保全のプロジェクト「かぐやひめ」を開始した!

映画はこの「かぐやひめ」の活動を追いながら、九州の山岳
地帯の竹皮をめぐる 知恵と暮らしを浮き彫りにしていく。
そして日光下駄・本ばれん&浮世絵師・羽箒など関東一円に
拡がる職人たちの、巧みな技、関西方面の竹皮商、履物屋を
めぐる流通の歴史、さらには竹皮にまつわるお茶道、身分制
社会のありようにまで踏み込んでいく。

音楽:石塚俊明(頭脳警察・シノラマ)
アドバイザー:飯塚俊男
配給:民族文化映像研究所
監督・撮影・語り:青原さとし


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