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キズナイーバー、SUPER LOVERS (スーパーラヴァーズ)1期感想

【ネタバレ】
2016年春アニメの感想の続きです。

◎「キズナイーバー」(全12話)

総合評価3.5点(5点満点)

キズナイーバーにさせられた、阿形勝平(cv梶裕貴)、高城千鳥(cv寺崎裕香)、天河一(cv前野智昭)、由多次人(cv島﨑信長)、牧穂乃香(cv佐藤利奈)、新山仁子(cv久野美咲)、日染芳春(cv西山宏太朗)の7人のほか、彼らに課題を与える、元キズナイーバーの園崎法子(cv山村響)、担任教師の山田一直(cv諏訪部順一)、スクールカウンセラーの漆原睦(cv園崎未恵)など。

「僕らはキズでツナがっている ――!!」



アニメジャパン2016にて。


○ 本放送前に、概要紹介、メインキャストが揃っての感想や意気込み、大縄跳びでキズナを確認。
テーマは面白そうなオリジナルアニメと思いましたし、面白かったです。

「舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。
かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。
夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。
そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。
しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。
園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」
その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。
互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!」(HPから)

○ 設定はもちろん、各キャラの葛藤も含めて結構面白かったです。

が、痛覚の共有から感情の共有へと進む実験をしたらより多くのキズを体験することになるから精神的にも肉体的にも耐えがたくなるというマイナスの結果というのは第一に想定できるしすべきことなのにと思ったり、逆に、キズがキズナイーバーの数だけ分散されて弱まるのだとしたら、ある程度の強さのキズがないと人間は精神的に成長しにくいのに成長に必要な程度の強さのキズを持つことができなかった人間だらけになり、自分のキズが分からない人間には他人のキズを想像することもできませんから平気で他人をキズつける人間ばかりになりますし。

また、ラストが恋愛感情に小さくまとまった感があり。


○ かつての実験での園崎は、他の被験者全員のキズを1人で受け止めてしまい、それによって他の被験者は感情を失って廃人のようになったので、という不幸を今では自らのアイデンティティにしてしまっているのは、それだけの大きな体験だったのでしょうし、まだ気持ちの整理ができていないということでしょう。

ラストは勝平への恋愛感情ゆえに翻意したように見える園崎でしたが、その恋愛感情はかなり強かったと思うしかない翻意っぷりが少し引っかかりましたが。

コメディを交えつつでしたが基本的にはシリアス系なので、シリアス系としてはそれらは見過ごせないと思ったのでマイナスです。



◎「SUPER LOVERS -スーパーラヴァーズ-」(1期、全10話)

総合評価2.5点(5点満点)

2017年冬放送の2期も同様ですが、年齢とともに零の自立心も育ってきて、晴のヤキモチが増しています。

長男の海棠晴(かいどうはる)(cv前野智昭)、血のつながらない養子で四男の海棠零(れん)(cv皆川純子)、晴とは異母兄弟の双子の、二男の海棠亜樹(cv松岡禎丞)と三男の海棠蒔麻(しま)(cv寺島拓篤)、晴の実母で零の育ての親の春子・D・ディークマン(cv田中敦子)など。



○ 1話。BLでショタ。晴がアメリカで暮らす零に口づけして仲良しに。

○ 2話。5年後、零が日本にやってきて、ホストの晴と暮らしたいと。合わせて男4人で同居ですが。零以外の3人は仲良しで、双子は零をよくは思っていないですね。
零が世間知らずなので、BL行為も普通のことなのだろうと思っていて、それは都合が良すぎる設定ですがそういうものとして。

あまり露骨な描写はないので男性にも見やすいですし、男女の恋愛に当てはめてもありがちなエピソードです(束縛したいしヤキモチばかりの晴が少し強烈ですが。)。

さめているように見える零が他人と交流する中で成長したり、晴はショタコンなのかと思ったら大きくなった零でも好きなままであるように晴も成長していましたが。



【shin】
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