奈良では氷点下のところもあったようです。
北海道では数年ぶりの猛吹雪。
交通機関や学校などにも影響が出ているようです。
ご注意を。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H2Aロケット30号機で打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ」について、X線望遠鏡の伸展など、打ち上げ後の初期作業を全て順調に完了したと2月29日に発表しました。
これから試験観測をおこない、6月ごろから本格観測を始められる予定です。
ひとみは17日に打ち上げられた後、折りたたまれていたX線望遠鏡の一部を6メートル伸ばしました。
高感度でX線を検出するための冷却装置を起動し、観測に必要なマイナス273.1度まで冷却することに成功しました。
衛星の全長は14m、打ち上げ時の質量は2.7トンと、JAXAの科学衛星の中で最も大きく、その中には最先端の技術で開発された高性能なX線望遠鏡が搭載されています。
ひとみはJAXAを中心に、米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)、国内外の大学などが共同で開発した衛星で、X線という人間の目では見えない光で宇宙を見ることを目的としています。
超新星爆発、ブラックホール、活動銀河核、銀河間の高温のプラズマは激しく活動をしており、数百万度から数億度と非常に温度が高くなっています。
X線はこうした温度の高い領域から出ており、これらを観測することで多くの謎が解明されることが期待されています。
世界で最も進んだX線天文衛星でもあり、世界中の研究者から大きな期待が寄せられています。
どの様な成果がでるのか楽しみです。
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