アメリカ牛肉輸入再開

アメリカ牛肉の輸入再開が日米の合意に至るとのことです。
あまりにも消費者を無視した決定だと思います。
BSEの問題がある限りアメリカ産の牛肉は食べたくないと思います。

ただ、日本の食品が安全かというとそうともいえません。
大体　草食動物である牛に牛の肉骨粉をえさに混ぜて共食いみたいなことをさせることに問題があります。
この肉骨粉は他の養殖にも使用されます。

鶏のブロイラーも鳥が太陽の光を見るのは出荷されるときだけで、工場みたいな薄暗いせまいところで　あまり動けないようにして、えさには抗生剤を混ぜて育てられます。

お米も自分のところで食べるお米は無農薬で作り、販売するものは農薬をたくさん使って作られています。（農家の方にいただいたお米は３週間で米虫がわきました。米虫も食べないお米を日常食べているのかと思うと恐ろしい気がします。）

海苔の養殖では動物性のプランクトンが多いと海苔が少なくなるので、海に殺虫剤をまいて動物性プランクトンを減らした状態での折の養殖をします。
中和剤をまくよう義務付けられていますが、少しでも海苔が採れるようにまかないこともあるそうです。

経済効率だけを考えた世界は飲食だけでなくあらゆる現場で無理が生じると思います。
どんな仕事においても誠意をもって仕事をしなければならないと思います。