11月ももう少し。
時間の経つのがはやいです。
今日も昼から往診に行ってきました。
ビールは夏が美味しいと言われますが、夏のビールは傷みやすく、冬の方が美味しいとも言います。
厚生労働省は中瓶一本ぐらいであれば、血流もよくなり、健康にも悪くないと言われています。
今回、ビールに含まれているホップ由来の苦み成分に、アルツハイマー病の予防効果があることを、キリンと東京大、学習院大の共同研究チームが明らかにしました。
厚生労働省によると、認知症の人は国内に約４６２万人（２０１２年）おり、このうち約７割をアルツハイマー型が占めると推計されています。
アルツハイマー型は、脳内にたんぱく質の「アミロイドβ」が蓄積することが原因と言われています。
研究グループは、ホップ由来の苦み成分である「イソα酸」に、脳内の免疫細胞である「ミクログリア」を活性化させ、アミロイドβを除去する作用を見つけました。
イソα酸を含むえさを食べたマウスは、そうでないマウスに比べ、アミロイドβが約５割減少し、認知機能も向上したということです。
早くに治療に活かせるようになってほしいと思います。
