18日までの1週間に新型インフルエンザとみられる症状で新たに医療機関を受診した人がが推計で約83万人(前週約64万人)になっています。
年齢の内訳は
0~4歳 7万人
5~9歳 21万人
10~14歳 28万人
15~19歳 12万人
20~29歳 6万人
30~39歳 4万人
40~49歳 3万人
50~59歳 1万人
厚生労働省は23日、「小中学生から20歳までが流行の中心」との見方を示しました。
日本ウイルス学会学術集会では、新型インフルエンザに対し、成人の多くが基礎的な免疫を持っている可能性が高いことが報告されました。
季節性のソ連型インフルエンザへの感染歴によるもので、新型への感染を防ぐのは難しいものの、大半の人は軽症で済むとみられるということです。
基礎免疫がない全く新しいウイルスであれば、ワクチンを2回接種しなければ抗体価は上昇しないものが、1回のワクチン接種で十分な効果を得ることができるのはこのためだということです。
医療従事者に対して行われた予防接種での現在の重い副作用の発生頻度は0・02%で、嘔吐(おうと)、両足の筋肉痛、一時的な意識低下などが報告されています。
ただし、季節性のワクチンとの違いはまだ明らかではないと厚生労働省は発表しています。
大阪でも学級閉鎖や学校行事にも支障が出ています。
過敏になる必要はないですが、これからも情報を注意深く見ていきたいと思います。
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