春の陽気です。
国立がん研究センターは都道府県別のがんの割合の推計値を初めて公表しました。
2011年に新たにがんと診断された患者の推計数は全国で約85万1000人でした。
部位別では、男性が胃がん、前立腺がん、肺がんの順で多く、女性は乳がん、大腸がん、胃がんの順でした。
胃がんは男女とも日本海側の県で平均値より高い傾向が見られました。
「食塩の摂取量といった食生活などが影響している可能性がある」ということです。
男性では肺がんで北海道や青森県、近畿圏で死亡率が高く、喫煙率の高さが関係している可能性があるとしています。
女性の乳がんや子宮がんには、はっきりとした偏りは見られませんでした。
国立がん研究センターは「地域ごとの調査結果をがんの早期発見や治療につなげてほしい」とコメントています。
がんは早期発見で治療することが出来る病気になっています。
年に一度の検診、異常があればすぐに受診するように心がけてください。
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