新名眼科 院長日記

感染症

今日も春のよいお天気の大阪です。


大阪市感染症週報が届きました。

大阪市感染症週報によると、第19週は2397例の報告があり、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、水痘、流行性耳下腺炎、特発性発疹の順でした。
インフルエンザはほぼ終息に向かっています。


また、国立感染症研究所感染症情報センターによると麻疹(はしか)が4月中旬から急増しているようです。
2008年は全国で6681人の報告があり、中学一年生、高校3年生に相当する年齢の人をワクチン対象者に追加しました。
2009年は274人、2010年が168人でした。
今年は5月1日までに184人の報告があります。
年齢別では、1・歳が41人、20歳代36人、30歳代が32人、10・4歳が19人でした。
成人が約半数を占め、センターは定期摂取の対象者だけでなく、成人についてもワクチン接種を呼びかけています。


また、4月4日から5月16日まで大阪府沿岸の二枚貝(アサリ、シジミ)の採取・摂食をしないように勧告が出ていたようです。
基準値の約5倍の麻痺性毒素が検出されていたためです。
昨年も4月27日から6月8日まで規制されていました。
中毒症状はふぐ毒と同じで、口唇や手足のしびれから始まり十度になると呼吸が出来なくなります。
加熱しても毒素は分解されないので注意が必要です。


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