女子レスリングや卓球などオリンピックで盛り上がっているブラジルですが、ジカウイルス感染症(ジカ熱)について、輸血でウイルスに感染した症例を確認したと、ブラジルなどの研究チームが発表しました。
確認されたのは、今年1月に同じ提供者から血小板の輸血を受けた54歳と14歳の女性患者2人。
提供者が献血後に発疹やひざの痛みを訴えたため、血液や尿を調べたところ、ジカウイルスの感染が確認されました。
患者2人は輸血前は陰性でしたが、輸血から6~23日後の検査で陽性と判明しました。
研究チームは、検出された3人のウイルスの遺伝子がよく一致しているため、同一の感染源と判断。
住所が離れていることから、同じ地域の蚊に刺された可能性はなく、輸血による感染しか考えられないということです。
日本赤十字社では、海外から入国した人は入国後4週間、ジカ熱と診断された人は治ってから1カ月間は、献血を受け付けていなません。
性行為でも感染することが分かっています。
輸血で感染するのは当然かもしれません。
注意が必要です。
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