午後から行ってきます。
現役医師であり作家でもある海堂 尊氏は小説を通して本当に社会に貢献されています。
とても尊敬しています。
その物語の中でも随所に官僚批判がされています。
肺癌治療薬のイレッサの訴訟で厚生労働省が裁判所の和解勧告を批判する生命文書を作成し日本医学会などに渡した問題で、厚生労働省は24日に8人に対して訓告や厳重注意の処分としたことを発表しました。
今年1月の東京、大阪両地裁の和解勧告を受け、局長らが対応を協議。
審議官や室長が「勧告は日本の医療の進展を阻むような内容だ」とする文案を作り、日本医学会など3学会に提供しました。
公表された調査報告書では
和解勧告に批判的な声明を出すよう学会に働き鰍ッたこと自体は「和解勧告の受諾に積極的なメディア対策で、通常の職務の範囲内。
不当な影響力を及ぼしたとは認められない」としましたが「文案提供は過剰なサービスで学会の意思決定に介入したことになる。公務員として行き過ぎた行為だった」としました。
これに対し、イレッサ訴訟の弁護団は厚労省で記者会見し「裏に回って世論を誘導しようとした行為を『通常の職務の範囲内』と言う感覚が全く分からない。
結論ありきの報告書で、外部の人を入れた再調査が必要だ」と批判しました。
とても興味ある出来事だと思います。
今読んでいる海堂 尊氏の最新作「ナニワ・モンスター」でも官僚の姿が見えてきます。
もうすぐ読み終えそうなので、読了後またここに書きたいと思います。
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