厚生労働省は全国での広がりを確かめるための抗体検査の結果を発表しました。
検査の対象は東京、大阪、宮城で、東京都約2千人の抗体保有率を調査した結果0・10%が、約3千人を調査した大阪府では0・17%、宮城県では0・03%で陽性反応がありました。
加藤勝信厚労相は同日の閣議後会見で「抗体が実際に新型コロナに対してどの程度の防御機能を持つのかなどについて、国立感染症研究所でさらに精査する」と説明しています。
大阪では2970人実施して5人が抗体陽性と判断しています。
ただし制度の問題があり、3種類の抗体検査を行い、最も陽性数が多かったものは37人ということです。
それでも1.25%と低い値ですが、感度と特異度の問題があります。
現在の抗体検査は感度も特異度も高いものではありません。
国立感染症研究所の発表を待ちたいと思います。
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