小林さんとか

仕事が一段落したので、漸く更新する気になりました。

で、話題が古いですが、小林さんが監督に決まりました。

　個人的には、今のモンテにとっては最適な人選かと思います。小林さんのこれまでのチームを見ると、堅守速攻型のチーム作りが主だと思うし、元来モンテは守備には定評のあるチームなだけに、2001年の堅守が復活するかもしれませんね。
　淳さんや樋口さんの目指していたポゼッションサッカーははまれば面白いし、爽快なサッカーではあるけれど、年間数試合しか実現できないのではどうにもならない。特にモンテのように決して選手層が厚いとはいえないチームにとっては、現時点ではそういうサッカーを目指すべきではないと思う。一昨年の横浜FCや今年の札幌が昇格できたのは、好不調の波を出来る限り小さくしたからで、決して選手層が他のチームより厚いわけでもなく、爆発的なストライカーがいたからでもない。大分や大宮にしてもそう。
モンテは良い試合をするときとその逆のときの差が激しすぎる。その差を少なくする事で全クールを安定した内容で戦えると思うし、実際それだけの結果を出せる選手も揃っていると思う。そういう点でも堅守速攻型(カウンター)のサッカーはモンテが上位を目指すのに必要なサッカーでしょう。現時点での補強を見る限り、そういった小林さんの目指すサッカーに必要な選手を獲得していると思う。

　また、どんなに内容が良いサッカーをしていても、その部分を評価するのはサポと監督のみなわけで、関心の低い県民には何も伝わりません。日和見主義の県民をスタジアムに連れてくるためには、結果しかないと思います。強い相手に勝てないまでも負けない、そして、昇格を狙える位置に常にい続ける事が観客増への近道です。とにかくホームでは負けない、そういうチーム作りを小林さんには期待したいですね。

　ところで、小林さんの会見で印象に残った事が一つありました。それは就任会見の際、選手の名前をだして、その必要性を話した事。これって何でも無い事だけど選手にとっては嬉しいと思います。必要と言われれば選手は悪い気はしないでしょう。まして残ってほしいといわれれば、人間の心理としてこの人の下でやりたいと思うはず。この言葉一つで気持ちが固まる選手もいるはず。そういう意味では、あの会見で小林さんは一つ仕事をしたかなと思います。

　ここ数年にないくらい新監督のチーム作りに期待をしている管理人です。

引退とか、契約満了とか、ファン感とか

晃平の引退。ショックというより安心というか、やっぱり解雇という形でチームを去って欲しくなかっただけにそういう気持ちのが強いですね。入団したての04年は第1Ｑの川崎戦で、上手く右サイドを突破してクロスを上げてのネモの得点をお膳立てしたり、第３Ｑの仙台戦では0-2から同点に追いつくシュート（この時は確か小原の足にあたってのＯＧだったと思う。）もあったり、あとはやっぱり等々力で昇格を目前にした川崎相手に同点に追いつく豪快なミドルを決めたりと、本当に印象に残るプレーの多い選手でした。
　今シーズンは足にメスを入れて、ある意味サッカー人生をかけて望んだシーズンだったんじゃないかなと思う。それだけに自分の持ち味だったスピードで勝負ができなくなってしまったことを歯痒く思っていたのかもしれない。まだまだ能力としては若い選手よりも高いものを持っているし、戦力としていて欲しいと個人的には思ってたけどしょうがないかもしれないね。とにかく11年間お疲れ様でした。

　そして、契約の更新を言い渡されなかった選手達。こういう形でチームを去るのを見るのはやはり辛い。きつい言葉をぶつけてきたけど、モンテディオというチームの為に彼らなりに精一杯努力してくれたと思う。新しい道で頑張って欲しい。

　そんな彼らを見送ることになったファン感ですが、なかなか楽しかったですね。選手とサポが距離を縮めることができる機会ってほんとに無いので、こういったイベントを是非恒例化させて欲しい。そして将来、ＮＤスタがファンで溢れるほどになるといいなぁ。

　さて、モンテのリーグ戦は12/1で完全に終了しました。これからいよいよ来期に向けたストーブリーグの開幕です。既に様々な情報が飛び交ってますが、今年こそはため息のでるような話題だけは少なめにしてほしいところ。ただでさえ、シーズン中はため息ばかりでしたからね。