3月9日
3男Sの中学校の卒業証書授与式でした。
子供には
どんな時でも笑顔でいて欲しい
親として
いつもいつもそう思っている。
でも子供だって
クラスであるいは部活で
あるいは登校中、あるいは先生との関係で
笑顔でいられないときもあるだろう
100歩譲って
とびっきりの笑顔でなくても
平常心でいられたらいい
喜怒哀楽でいうなら
喜び、楽しくなくても
哀しく怒っていなければいい
受験の時は
とにかく勉強と思いきや
病気になれば勉強なんてできなくていい、
健康になって欲しいと思うし
友達と喧嘩すれば
やっぱり
勉強なんてできなくていい
友達と楽しい時間を過ごして欲しいと思うわけで
この3年
本当にいろいろなことがありました。
今は解決していても
巳年で執念深い私は
今でもそのことを忘れない
でも子供はさわやかだ
終わったことだからって根に持たない。
我が子ながら
本当に良い子に育った・・・
私の子としては上出来だ。と
自画自賛してみる。
これから
親元離れての寮生活
本当に笑顔でいて欲しいと祈るばかり
毎朝学校に行くのが楽しいと起きて欲しいし
夜寝る時には今日も一日楽しかったと眠りについてほしい
親ならみんな同じ思いだとおもう。
さて卒業式
何年も言い続けてますが
黒のワンピース
小さくなっちゃって
その後
太っても大丈夫な黒のワンピースも購入したりして
でもさぁ
でもねぇ
着たい服って
小さくなっちゃった方で
でも着れない・・・・・・
着る努力…体系を服に合わせる努力もできなくて(してなくて)
最終手段は・・・
お着物
そう太っても着れるお着物を着よう~~
3男に話したら
3男曰はく
『お母さん、そうじゃなくても目立つのに
着物着たら余計目立つからやめてよ。』
えっ・・・・・普段は全然目立ちませんが
でも
やっぱ
お着物は目立つでしょと思い
ひとりで着るのもなぁと
一緒に役員してるお友達に
卒業式、一緒に着物着ようよってお誘いしたら
快く
何の躊躇もなく
良いよって
そんなわけで
着物で卒業式へ参列してまいりました。
それなのに
子供と中学校でツーショット撮るの忘れたという
家に戻って撮ってみました。
卒業式
誰が主役かって話ですが
いつもより念入りにお化粧して
マスカラばっちりつけて
これで号泣したら
黒い涙が
頬をつたい
折角のお着物なので写真をいっぱい撮りたいのに
黒い涙に
真っ赤な目と鼻なんて
そんなお顔では嫌だわ・・・・って思っていたら
式で
ちょっとじ~~~んときてしまうところも
泣くまい・・・泣くまい・・・・と
耐えていたら
本当に
泣けなくて
旅たちの日にの合唱の時も
泣くまいと思っても泣いてしまうだろうと思っていたの
泣かなかった。
女優になりました。
そして
お世話になった先生と
子供はもちろん
私も一緒に写真に納まることができました。
卒業式の受付で
子供からの手紙を受け取るのだけれど
それを
式が終わってから読んで
パパは泣いてた。
私は
受験までの日々が壮絶すぎて
私も辛かったけど
3男も相当辛かったのだと思う文面で
3年間の事というより
1か月間の事が滔々と書かれてた。
最後
自分が家を出ていったら
父と母になるわけで
それが相当心配なのだろう
お父さんはお母さんを
お母さんはお父さんを気遣ってくださいと。
きっと
自分という円滑油がいなくなる
まあ、まあ、その辺でという人が居なくなることを
憂いているのだろう
受験の面接のときも
寮生活で心配なことはありますか?と聞かれ
『家事はなんでもできるしまったく心配はない
強いて言うならば兄も独立していて
父と母二人になってしまうのでそちらが心配です。』
と答えたらしい・・・
Sらしい
そんなに心配なのかしら
そういえば
次男も高校で
両親に手紙を書くというのがあって
自分が離れて暮らしてるので
お父さんもお母さんのSを頼ってくださいと書いてあって
当時Sは小学生で
どんだけ
私たちのことを弱々しく思っていたのだろう。
どっちが親だかわからないね。
とにかく
両親を気遣える心が育って本当に嬉しい。
そんな
卒業証書授与式でした。