ロマンス大好き♪

ハーレクイン等のロマンス小説の
感想・評価を独断と偏見でいたしちゃいます!
5点満点のカエルの数が評価ポイントです

『真夜中まで待って』  アマンダ・クイック

2010-06-23 23:55:27 | アマンダ・クイック

  

あらすじ

19世紀のロンドン。
人気女流作家キャロラインは、ある日、アダムという謎めいた紳士の訪問を受けた。
彼の話は意外なものだった。
前日の晩にキャロラインが参加した降霊会の主催者の女霊媒が、
会の終了後に何者かに殺されたというのだ。

アダムは個人的な理由により、どうしてもその犯人を突き止めねばならなかった。
でも、むろんキャロラインに犯人の心当たりなどはない。
彼女はアダムに協力することにした。

調査をつづけるうちに、二人は互いに強く惹かれあっていく。
しかし、やがて恐ろしい事件が発生した。
ふたたび霊媒の女性が惨殺されたのだ…。

 

感想

アマンダ・クイック(別名義:ジェイン・アン・クレンツ)の
ヒストリカルは久し振りですが、こんな程度でしたっけ?
昔はもっと面白く感じましたが、人物描写が浅いんですね、この作家は。

ヒロインは以前醜聞を浴びた女性ですが、別名で人気作家にまで昇りつめた
不屈の女性です。
でも少し頼りなさげなところも可愛いかもしれませんね

ヒーローが問題です
設定は、どん底の暮らしから這い上がったというものですが、
何だかその辺りがボンヤリしていて、設定の良さが活かしきれていませんでした。
掘り下げて描いたら、もっと深みのある男性になったのに もったいないですね~

恋愛も犯人探しも、ほどほどな感じでほどほどな評価です