自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

小学生がタリーズに単独で入店のこと

2014-07-14 08:21:38 | ひとり言
先週のこと、目黒駅に用事があって、あまりの暑さにカフェにでも入ってひと休み、思いついてアトレのタリーズへ。


狭い店内には、テーブル席はわずか。


仕切りのある体験式の長テーブルに座って、アイスコーヒーをゴクリ。


読みかけの本を開いて、読書。


と、そのときに、


「ここ、あいてますか?」と声がする。


ボクの左隣が空いていて、「はい、どうぞ」と伝えて、ん?


ランドセルをしょった、小学4-5年生の女の子。


席は一つだけ。


思わず見回してみると、保護者らしき存在は見えない。


席を確保したその女の子は、カウンターに言って注文。


席に持ち帰ってきたのは、ジュースとクッキー。


おもむろにクッキーの袋を開け、ほおばり、ジュースを飲む。


読んでいた本は一行も進まずに、その女の子をウォッチンングすることになってしまった。


見ていると、この女の子は、ずいぶん慣れた様子。


ということは、何度も一人で来ているのか?


いや、もしかすると、この店の従業員の関係者か。


しばらくすると、ランドセルを開けてノートを取り出す。


ふくらむほどにいっぱい入っている、、ペンケースの中から一本を取り出し、何やら書き出す。


ふむふむ、どうやら宿題だ。


どんな宿題なのか?と思わず覗き込みたくなるのを、ぐっと我慢しながら、また思う。


親は家にいないのか?


かぎっ子か?


お小遣いをもらって、毎日ここへきているのか?


いくら目黒とはいえ、危ないだろそれは。


そもそも、子どもが一人で来店していいのか?


タリーズは、一人で来た小学生に売っていいのか????


普段のボクなら、声をかけそうなものなのに、なんだか押しとどまってしまう自分がいる。


どんな事情なのか?


制服はキチンとしているし、どうやら私立っぽい。


うーん、このなぞは解けないまま、ボクはオフィスに戻るのでありました。









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