人生初！ 注射を打つ！

ボクの母親は、全身リウマチを長年患っています。

以前にもブログで書いたかもしれませんが、高齢ですし、リウマチは関節を破壊していくので、骨のトラブルはしょっちゅうです。


リウマチの特効薬はありません。

あっても、副作用が強くて、母親もいろいろ試したのですが、結局は「痛み止め」の注射が一番のようです。



さて、ずっと通い続けていた専門病院が、ナント倒産！

病院経営も大変なご時世です。

困ってしまうのは、その病院の院長に打ってもらう注射じゃないと効かないという母親。


確かに、間接注射は、ほんの少しでもポイントがずれると全く効かないようで、母親はその先生の予約しか取らないのです。


先日、無理を言って、事務整理中の病院に行って診療してもらった際に、
「皮下注射を10日にいっぺん打ってあげてください」と・・・・。



簡単言うけど、ボクが注射を打つ？

看護師さんが、「よく見ててくださいね」
といって、注射針から、空気を抜き、母親の腕の皮をつまんで、ぶすり。


「ゆーっくり注射液を入れてくださいねぇ」


確かに作業としては簡単なように見えましたが、あれから10日経ち・・・・。


今朝、打ってまいりました。

ぶすり、と。

母親の「いてててっ」という声を無視し、「はいもうすぐおしまいですからねぇ」と小児科の先生のような気持ちになって、一本終了。


少し緊張しましたが、意外と簡単でした。

最後に、バンドエイドを貼って、「ハイオシマイ」

母親はけろっとして、

「きょう、これから、麻雀に行ってくるから。来てほしいって頼まれちゃってねぇ」

ま、元気なことはいいことです。